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ラム酒の製造・販売

都道府県沖縄県 年代30代 業種食品製造
 株式会社グレイスラム
[ 代表取締役 ]
金城 祐子 さん

ある日、ラム酒の原料がサトウキビだと知った金城祐子さん。「ラム酒であれば、輸入に頼らず地元のサトウキビで造ることができ、沖縄らしいお酒になるのでは?」と思い立ったのが、すべての始まりでした。

起業したとき

仕事の経験
結婚
子ども
生かさなかった していた いた

プロフィール

情報処理会社のキーパンチャーから始まり、事務職を中心として働いていた金城祐子さん。何度かの転職や派遣社員を経験後、株式会社アステル沖縄へ正社員として雇用され、結婚・出産。そんな日々の中、サトウキビの栽培が盛んな沖縄で国産ラム酒が造れるのではないかと思いたち、親会社である「沖縄電力株式会社」の社内ベンチャー制度「MOVE2000」に応募。準備期間を経て、2004年3月に株式会社グレイスラム設立。

起業年表

年齢 西暦 主な活動
20歳
1992年
情報処理会社にキーパンチャーとして就職 
22歳 1995年 2度目の就職(財団法人「沖縄県老人クラブ連合会」事務職) 
25歳 1997年 3度目の就職(派遣社員として「株式会社アステル沖縄」「沖縄セルラー電話株式会社) 
27歳 1999年 「株式会社アステル沖縄」へ正社員雇用 
28歳 2000年 5月結婚。12月に出産 
29歳 2002年 アステル沖縄の親会社「沖縄電力株式会社」の社内ベンチャー制度「MOVE2000プログラム」へラム酒事業で応募 
31歳 2004年 3月、株式会社グレイスラム設立。10月、スピリッツ類製造期限付免許取得 
35歳 2007年 6月、スピリッツ類製造永久免許取得 

起業ストーリー

好きなお酒でビジネスアイディア発見

もともとお酒が好きだった金城さん。ある時、ラム酒の原料がサトウキビであることを知り、「ラム酒なら輸入に頼らず地元のサトウキビで造ることができ、沖縄らしいお酒になるのでは?」と思いつきました。
ちょうど、勤めていた会社の親会社にあたる「沖縄電力株式会社」で社内ベンチャー制度があり、応募。第二次審査を通るまでは通常の勤務外に準備をし、その後は沖縄電力に籍が移りました。
しかし、そこからが最も苦しかったそうです。寝ても冷めてもラム酒のことばかり……。役員会に通す企画書の作り直しや、職人探し、調査、工場建設など、いくら時間があっても足りなかった2年間。応援者のモチベーションが上がってくる一方で、プレッシャーも大きくなってきていました。

自然の味にこだわって

組織の中で起業していく社内ベンチャーならではの苦労もある中、あるパティシエとの出会いが、商品作りのヒントとなりました。それは、「今使っているラム酒は香料などが入っていて自然ではない。無添加無香料のラム酒が完成したら、ぜひ飲ませてください」というもの。
また、世の中の目が「安全な食」に向けられてきたこともあり、あえて着色も甘みも加えない、自然のままのラム酒を作ることに決めたのです。
その結果、材料にこだわっているお菓子屋や酒屋などから、発売開始前から注目され、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス/招待制のコミュニティサイト)に応援コミュニティまでできていました。
完成の際には、南大東島の島内放送を使い、島内中にラム酒の誕生と島内先行販売の案内をしました。まさに、多くの人々の応援と協力があって、日本唯一の国産ラム酒が生まれたのです。

夢はまだまだ広がってゆく

会社設立から3年たった現在は、卸先のレストランの取材紹介をするなど工夫をしながら、日々の売上の安定をはかっている株式会社グレイスラム。まだまだ夢は多岐に渡るそうです。
1つは、日本でのラム酒の普及につとめ、「ラム酒を作ってみたい」人のための体験型ツアー等を企画したいとのこと。たくさんの人々に協力してもらって立ち上がったので、もっと地域還元したい思いが強いのです。
また、いつの日か世界各国から注文が入る日を夢見て、今日も社員一同精進しています。

会社概要

会社(団体)名 株式会社グレイスラム
URL http://www.rum.co.jp
設立 2004年3月1日
業務内容 酒類製造業(ラム酒製造販売)

(金城 祐子さんの場合)

起業のきっかけ、動機

ラム酒の原料がサトウキビである、ということを友人のBARで初めて知ったとき、「沖縄にはたくさんサトウキビがあるのに、何故、沖縄でラム酒が造られていないんだろう?」と思い、「泡盛はタイ米、インディカ米を輸入して造られているが、ラム酒なら、輸入に頼らず、地元のサトウキビで造ることができるので、沖縄らしいお酒になるのでは?」という発想から。

起業までに準備したこと

国内外マーケットシェア調査
流通調査
試作品作り
酒類製造免許申請
酒類製造設備一式見積り

お金

起業時に一番苦労したこと

職人探し

だからうまく起業できた!…その一番の理由

素人だから!
酒は飲む専門で、酒屋の娘でもなく、酒屋で働いたこともなく、経営に関してもまったくのド素人。もし、業界のことを知っていたら、きっと起業は難しく、起業しようとすら思わなかったはず。素人は素人なりに進めばいいのです。プロ(既に業界に存在するメーカーさん)と同じようにやりたくてもなかなか追いつきませんし、やりきれません。だから、いいのです。自分なり(素人)のやり方で、という楽天的な考え方だからかも。

なんでもひとりでやらない!
素直にみんなに助けを求め、みんなの力を借りる!自分で出来ることは、自分で一生懸命する。自分が出来ないことは、丁寧にお願いして、やってもらう。

起業時の環境(友人や家族の協力他)

家族の絶大な協力体制!
夫と母のお陰で、起業できたといつも感謝しております。このプロジェクトの企画を出したとき、息子は1歳4ヶ月でした。家事と育児を、私に代わって、夫と母が力を合わせてやってくれました。夫も母も、グチひとつこぼさず、私を応援してくれたあの日々のことは、いまでも、よく思い出して、涙が出そうになります。

友人たちもとても協力的でした。
プレゼンテーションの経験が無い私に、「プレゼンの仕方」を教えてくれたり、一番最初のプレゼンテーションでは、審査委員のみなさまに、ラム酒の味を知ってもらおうと、演出で友人(バーテンダー)がカクテルを作って、出してくれました。また、落込んだときには、「ゆうこだから、乗越えられる!」と励ましてもらったり、その反対で、「酒の業界は、閉鎖的で難しい。やめた方がいい。」という、酒造経験のある友人の意見も。

最初のお客さんと営業方法

最初のお客様は、南大東島のみなさんです。
島でできたお酒なので、まずは、島の人々に飲んでもらいたい、という思いでした。
島内放送を使って、島内中にラム酒の誕生と島内先行販売の案内をしました。

起業の際の重要ポイント

起業は、いかにして、周りの人を巻き込むか。
自分の味方、仲間を増やすか。がポイントだと思います。

役に立った情報源や相談先

私の場合、職人の考え方や気質など、実際に酒づくりをしている人からの情報が役に立ちました。

開業資金

融資は、100%沖縄電力(親会社)

活動拠点(事務所・店など)

那覇事業所

起業時の管理体制の整備(税理士、弁護士、弁理士など)

税理士(顧問税理士がいます。年2回、決算書作成など) 
弁護士(原材料(サトウキビ)仕入れに関する協定書を作成する際に、沖縄電力(親会社)の顧問弁護士に相談しました。)
弁理士(商標登録を申請する際にお願いしました)

起業後の転機

まだ特にありません、これからでしょう。

起業して自分が成長したと感じたこと

あえて言うならば、ものごとのすすめ方を、いろいろなパターンで考えるようになったこと。

起業を志す人への一言アドバイス

起業は、いかにして、周りの人を巻き込むか、がポイントです!
そして、常に感謝の気持ちを忘れずに!

気分転換のしかた

普段は、家族でドライブ。お出かけ。
そして夏は、どんなに忙しくても、キャンプの計画を立てる。
キャンプの計画を立てることが、かなり楽しく気分転換になります。
年1回の家族旅行の計画も、とても楽しい!


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