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業界調査の方法

新しく考えた事業アイデア(商品・サービス)でも、すでに競合が存在しているかもしれませんし、また類似商品・サービスだけが競合であるとも限りません。例えば、腕時計の競合が携帯電話であったりします。(携帯電話の普及によって腕時計をしない人が増えてきました。)それらの全てが競合になります。
まず、何が競合となる製品・サービスかを見極めることが重要です。そのためには対象顧客について深く理解する必要があります。そのためにもお役立ち事典「(B)-市場調査の方法」を行う必要があります。 競合となる製品・サービスを見つけたら、次はその製品・サービスの内容、価格、宣伝方法、提供方法などについて業界調査をします。そのためには、みなさんが実際にお客様になったつもりで購入を比較検討した後、実際に購入してみることも有効な方法です。

競合他社を調べるには

会社概要くらいであればインターネットを見れば大体のことはわかります。では具体的な販売先や仕入先まではどうやって調査すれば良いのでしょうか。そこで利用したいのが帝国データバンクや東京商工リサーチなどの有料データベースです。これらには具体的な販売先や仕入先、上場企業であれば有価証券報告書や説明会資料、アナリストレポートなど、企業のさまざまな情報が掲載されており、非常に参考になります。ポイントとしては、競合となる製品・サービスの競合他社内部での位置づけ、仕入先、販売方法(代理店他)などです。競合調査の結果は一覧表にまとめ、これから提供しようとしている製品・サービスと比較してみましょう。そうすることで、商品・サービスの強み・弱みが明確になり対策がとりやすくなります。

業界動向を調べるには

業界動向については、まずその業界団体を探してみましょう。そして出来れば直接訪問してみることです。インターネットで検索すれば様々な団体を見つけることができるはずです。業界団体では、業界に関する市場規模の推移や主要な企業などのデータを公表しているところが少なくありません。直接電話したりすれば業界についていろいろ教えてくれるかもしれません。だめもとなので恥ずかしがらずにトライしてみましょう。また身近に同業界の人がいれば是非直接話を聞いてみましょう。これが業界を知る一番の近道です。

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