A:実行力 | 0 |
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B:企画力 | 0 |
C:計画性 | 0 |
D:営業力 | 0 |
E:表現力 | 0 |
F:指導力 | 0 |
G:協調性 | 0 |
H:管理能力 | 2 |
あなたは、実行力に少し欠けているのかもしれませんね。実行しないと、なにごとについても現実は動きませんし、起業すると、タイミングを逃さないで実行することが一層重要になってきます。まずは、身近なところから、実行力を鍛えていきましょう。毎日小さなことをひとつでよいので、新しいことにチャレンジしてみてください。会社に通っている道を変えてみるとか、ランチが外食なら入ったことの無いお店に入るとか。また、身近な人を元気にする一言を考えて声をかけるとか。実行することで、新しい発見をする機会が無数にあることに気付き、実行することが楽しくなってくるはずです。
あなたは、企画力に少し自信が無いようですね。
企画力は、特別な能力ではありません。ビジネスの企画書を作成したりする場合には、それなりのコツやノウハウが必要となりますが、そのような形式を整える前に、企画自体は、誰もが日常的に行っていることです。たとえば、恋人(または家族)とクリスマスを過ごすことになったとき、恋人(家族)に喜んでもらって素敵な思い出を作りたいと、いろいろ企画を考えますね。どんなプレゼントを用意して、どんなお店(または自宅)で食事をして、そして…という風に。もし、そのようなことを今まであまり考えなかったようであれば、恋人でも家族でも友人でも良いので、その人の誕生日、クリスマス、何かのお祝いなどの機会に、その人を喜ばせる算段をいろいろ工夫してみてください。もちろん、それを実行してみてくださいね。
自分の人生プランやビジネスプランについては、計画を立てるのも実行するのも苦手な人が多いですね。あまりに完璧な計画を立てても、完璧すぎて早くにあきらめてしまうこともよくあるケースです。計画を現実的にまた継続的なものにするコツは、当初は、できるだけシンプルなものにすることです。例えば、夏休みの旅行の計画などは、楽しみながら大枠を作成し、その上で細かなところまで立てているのではないでしょうか。旅行の計画は、目的も趣旨も具体的な必要事項もシンプルでわかりやすく、それになによりも楽しいからです。他の場合でも、旅行の計画を立てる時の要領を参考にしましょう。また、手帳には外出の予定だけでなく、その日にやりたい家事、会う友人などもすべて記入しておくようにすると、自分の時間の使い方も見えてきて、計画を立てるときの参考になります。
営業力といわれても、会社の仕事で経験が無い限り、自信があるとはなかなか言えないでしょう。最近までは、営業は男性の管轄だと思われてきましたし、主婦経験が長い場合はなおさらでしょう。営業力という言葉には、強引な売り込みや言葉巧みなセールスマンをイメージする人も多いかもしれませんが、一番重要なことは、「聞く」という能力です。人の話を「聞く」。人が求めていることを「聞く」。人の気持ちを「聞く」。聞いて、理解して、それに対して自分がしてあげることを見つけて、それに応えることが、営業力の基本です。ですから、まず、身近な人たちの話をよく聞くことからはじめましょう。
表現力は、最初から得意な人は少ないようです。必要に迫られて訓練していくうちに、うまくなり、好きになるというケースが多いですね。起業の際には、いろいろな人の協力が必要になってきますので、自分の思いや事業の内容について、的確に表現できることは大きな強みになります。まず、自分の思いやビジョンなどについて、人に理解してもらえるように、具体的な形に仕上げてみましょう。企画書でなくても、手紙のような形式でもいいですし、イラストや写真をまじえた説明シートのようなものでもいいでしょう。
そして、それを使って、身近な人に話をしてみましょう。話の結果、何が理解してもらえなかったか、分かりにくかったか、不足していることはなんだったのか、などを聞いて、自分の表現力になにが欠けていたのかを検証してみましょう。
指導というと何かを教えるイメージが強いかもしれませんが、「人への影響力」と考えてもいいでしょう。指導力は、現場の経験に負うところが大きい要素です。やればやるほど、足りない部分が見えてきて、それを乗越えていくことで自分の引き出しが増えていきます。ですから、できるだけそのような環境に自分を置いてみることが、指導力を養うことにつながります。たとえば、会社や同窓会での幹事役、地域のボランティア活動など、いろいろな人が関わるまとめ役のような、人があまり引き受けたくない活動も含めて率先して引き受けることで、指導力の一端を育んでいくことができます。そういう機会があれば、ぜひ進んで経験してみてください。
あなたは、協調性が足りないと言われたことはありますか。協調性とは、他人を理解しうまく物事を進める能力をいいます。起業は、それがたとえ1人で仕事をする内容だったとしても、他者との関わりが非常に大切です。主体性を捨てて相手に迎合する態度、というように考えている人がいるようですが、主体性や自主性は協調性と対立するものではありません。たとえば、打合せや議論をしている時、なんでも相手に合わせて「うんうん」とうなづいているより、最終目的のために良いと思われることであれば反対意見であってもはっきり言うほうが良いのです。それはまた、相手が自分の意見と違ったときに受け入れるということでもあります。これから何か、人と話し合ったり意見の対立があった時には、意識的に相手の言いたいことを考え、それに対して自分の意見をまとめるようにしてみてください。
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