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起業レッスン116 : 自分自身の物語を創る

起業レッスン116 : 自分自身の物語を創る
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前回は、<みずからをイノベートする>について話しました。


1.みずから変化していかない限り、生き残っていくことができない、、、というドラッカー博士の警告は、、、21世紀に入って、2005年あたりから、誰の眼にも明らかになってくる。

2.博士は、2005年11月に逝去したが、同年7月日本からの取材に対して、日本人への最後のアドバイスを語った。

3.それは、一言で言うと、、、<みずからをイノベートしなさい>、、、

4.今、会社も個人も、イノベーションに苦しんでいる。

5.みずからをイノベートするためには、まず、イノベーションの必要性を感得しなければならない、、、

6.どれだけ切迫感を感じているか、、、そこに不安を見ているか、それともチャンスを見ているか、、、会社にも個人にもその温度差がある。

7.大きな船のなかにいるほど、波の揺れも風の流れも感じられない、、、公務員、大企業、大学、etc.,

8.将来への不安を感じる人は、大きな船に乗りたがるが、安定が保証されているわけではない、かえって、リスクのほうが大きくなる、、、

9.なぜなら、波や風への感受性が失われてしまうから、、、よく言われる<ゆでがえる>症候群となる。

10.会社の寿命は短くなっており、<30年寿命説>というのが広まっているが、個人の側から見ると、実際は、ひとつの会社に<数年>単位での所属(関わりかた)になる。

11.一方、仕事人生は、いまや<50年>と言われている、、、20歳過ぎから働き始めて、75歳ごろまで(定年も延びる)、、、

12.したがって、ひとつの会社にキャリアのすべてを捧げる、ということは稀(まれ)なことになる、、、

13.誰もが、キャリア人生のなかで、複数の会社に関わることになる、、、

14.忠誠を誓うのは、会社ではなく、、、もっと別のなにかであり、、、固定的なものでなく、流動的なものであり、、、つねに<わたし>にイノベーションをうながすものだ、、、


会社にとって、<イノベーション>が最重要課題であることは認識されているが、その実行には苦しんでいる。

個人にとっても、<イノベーション>が必須であるが、まだよく理解されていない、、、理解されても、どのように実践するのか、わからない、、、

それも当然です、、、そんなことは、だれからも教わったことがないからです。

両親も学校も会社も教えてくれなかった、、、なぜなら、両親も学校も会社も<イノベーション>を理解していなかったし、気にもとめていなかったから、、、

自分を<イノベート>するためには、自分自身の物語を綴(つづ)ることができなければなりません。

戦後しばらくの世代は、安定した会社に入れば良いと考えていた、、、そのためには、良い大学に入れれば良い、、、会社ではまだ上がつかえていないので、みんながそこそこ出世できた、、、経済成長の乗っかって、みんなが同じようにそこそこ裕福になれた、、、定年後は年金でつつましく隠居生活を送れるだろう、、、そんな物語をみんなが共有していた時代でした。

みんなで<無自覚>に共有していた<物語>があったので、自分自身の<物語>を創る必要がなかった、、、そういう人がいたとしても、正規のレールから外れた<落ちこぼれ>や<アウトサイダー>(よそ者)として見られていました。

だから、誰も、自分自身の<物語>を創るということを教えてくれなかった、、、教える立場の人達自身が<物語>を意識的に創ってこなかったからです。



(続く)





大久保忠男



** 以上は、2016年6月23日配信<起業レッスン>の再掲です *

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