起業レッスン110 : あらためて、原点からはじめる
起業レッスン110 : あらためて、原点からはじめる
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前回(起業レッスン109)では、<起業は“わたし”の創造>について話しました。
1.観られている自分は、創られた自分であり、世間の夢のなかにいる自分だ。
2.観る自分は、創る自分であり、世間の夢から覚めた自分だ。
3.観られている自分から観る自分へ、、、創られた自分から創る自分へ、、、夢から目覚めへ、、、シフトすること、、、
4.観る自分として、、、創る自分として、、、目覚めた自分として、、、新たに<わたし>をスタートする、、、
5.<起業>は、、、そういう<わたし>を求める、、、観る・創る・目覚める<わたし>を育成する、、、そうして、今まで<世間>に奪われていた自分を<わたし>に取りもどす、、、
6.<起業>は、<わたし>が<わたし>を創造し<わたし>自身の人生を自覚的に生きるための手段だ。
7.起業のプロセスを機械の組み立てではなく植物の成長のようにみる、、、ひとりの人間的な成長が起業によって導かれる、、、
8.植物が、水と光の恩恵を受けながら、種子から芽が出て、樹木へと育ち、果実を実らせるプロセスのようなものとして、、、
9.まず、種子となる<思い>を発見する、、、<思い>から<物語>を紡ぐことで、種子から芽が出る、、、<物語>は<ビジョン>を描き、幹へと育つ、、、<ビジョン>はそれが実現されるための<計画>と<準備>を呼び求め、幹から多くの枝が四方に伸びる、、、<計画>と<準備>から適切な<努力>と<成果>が生まれ、枝の先端には花と果実が実る、、、
<ドラッカーの観る>地点に立ちながら、、、<わたし>を新たに創造する、、、<起業>はそのために役立ってくれます、、、
観られている、創られている、受動的な<わたし>は、大波にさらわれてしまいます、、、
観る、創る、能動的な<わたし>は、サーファーのように大波に乗り滑降します、、、
時代の大激動の波を自己変容の機会として、<起業>を活用しましょう、、、
そのためには、これまで培ってきた気づきと知恵を総動員して、今という時代を洞察しましょう。
これまで、109回にわたって一緒に勉強してきた<起業レッスン>の基礎的な内容を振り返りながら、あらためて、下記の問いかけを見直してみましょう。
今はどういう時代で、私たちはどのような状況におかれているのか?
これからどのような社会に向かっているのか?
その社会では、生きかたや働きかたをどのように考えたいのか?
そのために、<わたし>は、なにをどのように準備すれば良いのか?
そして、、、これからの生きかたや働きかたを、子どもや後の世代にどのように伝えるのか?
次回から、この問いかけのひとつひとつに答えていこうと思います。
(続く)
大久保忠男
** 以上は、2016年5月12日配信<起業レッスン>の再掲です *
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