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起業レッスン092  : PFドラッカーの洞察力(3) : ドラッカーの予言の数々

起業レッスン092  : PFドラッカーの洞察力(3) : ドラッカーの予言の数々
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前回は、<予言者ドラッカー>について話しました。


1.ドラッカー博士は、多くの識者や世間から、予言者と言われていた。

2.予言内容は多岐にわたり、<ナチスの台頭><マネジメントの洞察><専門経営者時代の到来><日本の高度経済成長><ソ連の崩壊><高齢化社会と年金基金><知識産業社会の到来><非営利組織の重要性><テクノロジストの未来課題>など。

3.誰も気づかないうちから、その将来の姿を見通し、そのために今なにを問い、思考し、準備しなければならないかを伝え教えていた。

4.ドラッカー自身は<自分は予言などしていない、現在の中にすでに起こった未来を見て報告しているだけだ>と言っていた。

5.ドラッカーだけが知る秘密の情報があったわけではなく、誰もが知ることのできる一般情報のなかに、彼は<すでに起こった未来>を見ていた。


<現在のなかにすでに起こった未来を見る>ことが、予言者ドラッカーのやりかただと言います。

そのためには、必ずしも経験の蓄積を前提としていないようです。

20代ですでに、ナチスの勃興とその結果を予見していましたから。

当時、博士の周囲にいた経験豊富な知識人達は、ナチスを一部の過激集団とみなし、まともに取り合っていませんでした。

ドラッカーひとりが、ナチスの本質を見抜いていました。

それは後年、彼の処女作である『経済人の終わり』において、体系的な形で発表されます。

日本の高度成長についても、戦後まもないころ、世界の誰もが日本の将来を悲観的に見ていましたが、博士だけが日本の経済的成功を確信していました。


ソ連の崩壊についても同様です。

『新しい現実』の新版の序文で、博士は次のように述べています。

<1989年初版刊行時、本書は世界中で注目された。あらゆる書評が〔ロシア帝国崩壊の時〕の章を取り上げて、章題をナンセンスとし、ソ連はすでに崩壊を始めたとの見方を一層のナンセンスとした。ヘンリーキッシンジャー博士は「ドラッカーさんは頭がおかしくなったようだ」と言った。だが、その2年後の1991年、ソ連はもはや存在していなかった>


<知識産業化社会>や<非営利組織(NPO)>についても、誰よりも早く、その本質と未来ビジョンを語っていました。

亡くなる前は、2030年ごろに輪郭が定まるという<ネクストソサエティ>と、その中核を担う<テクノロジスト>について素描しています。

それらのすべてが、<現在のなかにすでに起こった未来>を見ることによって洞察されたものだというわけです。



(続く)



大久保忠男



** 以上は、2015年12月10日配信<起業レッスン>の再掲です *

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