起業レッスン087 : ミニ起業家の7つ道具(30) 精神性14 - 観る自分
起業レッスン087 : ミニ起業家の7つ道具(30) 精神性14 - 観る自分
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前回は、マインドフルネス瞑想についての参考資料をご紹介しました。
これまで、11回にわたって、マインドフルネス瞑想について語ってきました。
マインドフルネス瞑想を実践することによって、メンタル面の癒し効果があることは知られていますが、そこに留まらず、もうすこし深いところへ自分をナビゲートしていきましょう。
マインドフルネス瞑想の重要なポイントは、<あるがままを観る>ということでした。
身体の痛みを感じる部分を<観る>、、、怒りを感じているのを<観る>、、、考え悩んでいるのを<観る>、、、
私たちは、つねに、なにかに自分自身を同一化しています。
そして、、、身体にとらわれる、、、感情にとらわれる、、、思考にとらわれる、、、
<観る>というのは、そこから自分を引き離すことです。
そうすると、対象と自分の間に距離が生じます、、、間ができます、、、自分のまわりに空間ができるとすこし動けるようになるでしょう、、、すると余裕が生まれます、、、
その時の<観る自分>とはどういう在りかたをしているでしょうか、、、?
身体から離れて、身体を<観る自分>は、身体に属してはいない、、、
感情から離れて、感情を<観る自分>は、感情に属していない、、、
思考から離れて、思考を<観る自分>は、思考に属していない、、、
身体にも感情にも思考にも属していない<自分>は、なにものにも属していない、、、
<観る>という純粋な意識の在りかたをしているのです。
そういう<観る自分>を発見できると、今までの日常的な自分とは異なる、もうひとりの自分が芽生えてきます。
この、もうひとりの自分を見出すことが、マインドフルネス瞑想を通じて、その先にある課題であり、可能性でもあり、ビジョンでもあるのです。
(続く)
大久保忠男
** 以上は、2015年10月29日配信<起業レッスン>の再掲です *
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