起業レッスン085 : ミニ起業家の7つ道具(28) 精神性12 - マインドフルネス瞑想10 - 8週間プログラム
起業レッスン085 : ミニ起業家の7つ道具(28) 精神性12 - マインドフルネス瞑想10 - 8週間プログラム
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前回と前々回は、マインドフルネス瞑想を実践する上で、留意すべき7つの心がまえをとりあげました。
1.評価も判断もしないこと。
2.忍耐強いこと。
3.初心を忘れないこと。
4.自分を信じること。
5.がんばらないこと。
6.受けいれること。
7.とらわれないこと。
マインドフルネス瞑想は成果を期待して行うものではないので、動機づけが難しい。
瞑想を継続的に実践するためには、自分を信じ忍耐強くあること、、、表面的な動機づけではなく、より深い動機に入っていくこと、、、
目に見える効果がなくとも、日々淡々となにも期待しないで実践すること、、、
そうすると、意識のあり方そのものが変わってくる、、、
Jカバットジン博士は、少なくとも8週間は規則的にやってほしいとアドバイスします。
気が向いた時に思い出したようにやるのではなく、気分が良くても悪くても、天気が良くても悪くても、8週間続けること、、、
8週間継続すると、その後も続けていける基盤ができてきます。
博士の勧める8週間プログラムのポイントを紹介しておきましょう。
(1)
一日に45分から1時間、週に6日間、これを8週間続けます。
(2)
一日の内の一番自分に合った時間帯を選びます。
たとえば、早朝であれば、家族はまだ眠っており、仕事や家事をする前なので、まとまった時間を取りやすい、、、
朝の静寂の中で、意識も集中しやすい、、、一日のはじめに瞑想することで、その日一日の意識の質を高く維持できる、、、そういうメリットがあります。
(3)
呼吸瞑想は、8週間を通じて、いつも瞑想の最初に行います。
食べる瞑想や歩く瞑想については、規則的な瞑想時間帯ではなく、日常の時間帯のなかで時々実践します。
(4)
第1週目と第2週目の最初の2週間の瞑想時間帯は、ボディスキャンを中心に行います。
(5)
第3週と第4週は、ボディスキャンとヨーガ瞑想を交互に行います。
(6)
第5週と第6週は、静座瞑想法とヨーガ瞑想を交互に行います。
(7)
第7週は、ボディスキャン、静座瞑想法、ヨーガ瞑想などを組み合わせて行います。
組み合わせ方は、自分でいろいろ試しながら、最適な組み合わせをつくっていきます。
(8)
第8週は、自分で自由に行います。
いくつかのメニューを組み合わせても良いし、ひとつだけに集中して行ってもかまいません。
自分の心身の状態をよく観察して、それに合ったやりかたを自分で選びます。
(9)
第8週目を終了すると、第9週目からは、自分のオリジナル・プログラムのスタートです。
これまで学んだことを踏まえて、自分なりの瞑想法を実践していきます。
(続く)
大久保忠男
** 以上は、2015年10月15日配信<起業レッスン>の再掲です *
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