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起業レッスン083  : ミニ起業家の7つ道具(26) 精神性10 - マインドフルネス瞑想8 - 7つの心がまえ

起業レッスン083  : ミニ起業家の7つ道具(26) 精神性10 - マインドフルネス瞑想8 - 7つの心がまえ
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Jカバットジン博士のMBSR(マインドフルネス瞑想によるストレス低減法)のプログラムメニューの内、これまで下記の瞑想法について話しました。


(1)呼吸瞑想法
(2)ボディスキャン
(3)食べる瞑想
(4)静座瞑想法
(5)ヨーガ瞑想
(6)歩行瞑想



今回は、マインドフルネス瞑想を実践する上で、留意すべき7つの心がまえについて、Jカバットジン博士が語るところを聞いてみましょう。


1.

留意すべき心がまえのひとつめは、<評価も判断もしない>ことです。

私たちの日常は、いつも評価し判断を下しています、、、レッテルをはり分類します。

それを習慣的に機械的に行っているのです。

その評価や判断は、たいていは損得計算や功利性や効率性にもとづいており、世間の価値が基準になっています。

そうした自分から離れるようにします。


2.

ふたつめは、<忍耐づよい>ことです。

あなたは、いつも、早く早くと自分を急かしていませんか?

時は金なり、、、怠けていてはいけない、、、すぐ行動しなさい、、、そういう声が始終頭の中で鳴り響いていませんか?

時が熟するということを学びましょう。

植物の成長は自然の摂理です。

さなぎが蝶に変容するのは待たなければいけない、、、子どもの成長も作為的であってはならない、、、

だから、時計の時間から離れること、、、時間を忘れること、、、そういうところに身をおいてみましょう。


3.

みっつめは、<初心を忘れない>ことです

<初心者の心には多くの可能性があるが、熟練者の心には可能性はほとんどない>と語ったのは、鈴木俊隆老師でした。

経験や知識に固執すると、眼にうろこが幾重にも覆う。

自分が知っていると思うと、ものごとの姿が見えなくなってしまう。

自分が世間的に普通の人間だと思うと、世間的であることや普通であることの異常さに気づかなくなってしまう。

今目の前にあるものを、これまで一度だってほんとに見たことはないのかもしれないと考えてみましょう。

そして、はじめてのように、この世界を見てみましょう。


4.

よっつめは、<自分を信じる>ことです。

自分の感覚や感情、そして直観を信じるというのは、大切なポイントです。

ヨーガのエキササイズの折に、からだからの合図があれば、それに注意します。

<これ以上やらないほうがよい>という合図なら、ストップします。

専門家や指導者の意見にそわないからといって、自分の直観を無視してはいけない。

反対に、自分の感覚や感情そして直観の中に入っていくようにします。

それが、<自分を信じる>ことです。



(続く)



大久保忠男



** 以上は、2015年10月1日配信<起業レッスン>の再掲です *

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