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起業レッスン067  : ミニ起業家の7つ道具(10) セルフイノベーション - 強み

起業レッスン067  : ミニ起業家の7つ道具(10) セルフイノベーション - 強み
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前回は、ミニ起業家の7つ道具の6番目である<セルフイノベーション>を取り上げました。


1.企業と同様に、個人にもマネジメントとイノベーションが必要であること。

2.個人のためのマネジメントとイノベーションは、かっては組織が従業員に提供していましたが、今は個人がみずから担うものとなったこと。

3.PFドラッカーさんが、そのことをはやくから提唱し具体的なアドバイスを行っていたこと。

4.知識労働者(テクノロジスト)にとって、またミニ起業家にとって、セルフイノベーション(セルフマネジメントを含)は欠かせないものであること。


今回は、その続きです。

ドラッカーさんのアドバイスに、佐藤真美さんのミニ起業家物語をからめながら、、、セルフイノベーションのポイント(勘どころ)とノウハウをみていきましょう。


セルフイノベーションにおける最重要ポイントは、<自分の強み>を知ることだと、ドラッカーさんは言います。

ドラッカーさんの個人向けアドバイスは、つねにこのことが最優先課題として語られます。

たいていの人は、プレゼンテーションが苦手だとか、英語ができないとか、数字の管理に弱いとか、自分の弱みについてはよく知っているけれど、強みについて知らない、、、興味もなければ、それについて考えたこともない、、、とドラッカーさんは指摘します。

大企業の社内研修でもビジネススクールでも、強みよりも弱みに焦点があてられすぎている、、、弱みの克服に時間とエネルギーを投入すべきでない、、、強みに最大限力を尽くしなさい、、、と。

真美さんの場合を例にとると、それまで所属していた会社を退職するにあたって、自分に何ができるのか棚卸しをしました、、、そして、オーガニックコットン商品開発というキャリアに自分の強みを見出し、それを自分の専門に選んだのです。

  ⇒ http://www.watashi-kigyou.com/mm_bkcknumber_v014.php


自分の強みを知るにはどうすればよいのか?

真美さんのように、自分のキャリアの<棚卸し>をするのもひとつの方法です。

ドラッカーさんは、つぎのような<フィードバック分析>を勧めています。

まず、なにかをすると決めたなら、なにを期待するかを書きとめておきます、、、そして、9ヵ月後、1年後に、その期待と実際の結果を照合する、、、これを実践すると、2・3年のうちに自分の強みを知ることができる、、、と。


次に大切なポイントは、この<自分の強み>をつねにブラッシュアップすること、、、そのための環境を自分に用意すること、、、にあります。

知識産業化社会では、知識もスキルもすぐに陳腐化してしまいます。

強みを強みとして維持する工夫が求められます。

真美さんの場合は、オーガニックコットンビジネスのコミュニティであるNOC(日本オーガニックコットン流通機構)の一員になることで、専門情報の入手を心がけました。

  ⇒ http://www.watashi-kigyou.com/mm_bkcknumber_v015.php


先端知識、具体的なビジネス案件、キーパーソンとの交流、、、そうしたコミュニティ活動を通じて、自分の強みに磨きをかけていったわけです。



大久保忠男



** 以上は、2015年5月28日配信<起業レッスン>の再掲です *

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