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起業レッスン064  : ミニ起業家の7つ道具(7) コミュニティ-2

起業レッスン064  : ミニ起業家の7つ道具(7) コミュニティ-2
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前回は、<ミニ起業家の7つ道具:コミュニティ>を話しました。


1.かっては、地域や血縁や同窓生など、自ずと形成されたコミュニティが、セーフティネットの役割を果たしていた。

2.会社に属している間は、会社がコミュニティの役割を一時的に担ってくれるので、自分のコミュニティをつくろうと努力することが少ない。

3.会社を離れて、ミニ起業家として自立するには、複数のコミュニティを意識的につくっていかなければならない。

4.ミニ起業家は、さまざまなコミュニティを組み合わせることで、自身の最適な生態系を築いていく。


今回は、ミニ起業家物語の佐藤真美さんが、<コミュニティ>をどのようにつくってきたかを見てみましょう。


独立後の真美さんにとっての最初のコミュニティは、宮嵜さんが主宰するNPO<日本オーガニックコットン流通機構>でした。

 → http://www.watashi-kigyou.com/mm_bkcknumber_v015.php


そのコミュニティの一員になることで、オーガニックコットンの専門企業のネットワークに連なることができ、つねに最新の専門情報や出会いを得ることができました。

これは、<ミニ起業家の7つ道具>の<2.専門性>に該当するコミュニティだと言えます。


それから、<3.自分のチーム>は、真美さんにとって、自分が主宰する最も大切なコミュニティと言ってもいいでしょう。

 → http://www.watashi-kigyou.com/mm_bkcknumber_v020.php


チームメンバーをひとりづつ獲得し、メンバー相互間の付き合いを深めながら、信頼感のある実践的コミュニティをつくっていったのです。


<4.自分の市場>も、自分が主宰する重要なコミュニティとみなせるもののひとつです。

真美さんの場合は、<オーガニックママの会>という名の明確なコミュニティへと発展しました。

 → http://www.watashi-kigyou.com/mm_bkcknumber_v036.php


やがて、<オーガニックママの会>を母胎にして、そこから講師のネットワークが生まれ、その講師ネットワークを支援する互助団体としての<日本オーガニックライフ協会>へと進化しました。

 → 起業レッスン043


ユーザーネットワークである<オーガニックママの会>も、講師ネットワークである<日本オーガニックライフ協会>も、両者とも真美さんが主宰し、真美さんの<自分の市場>を支えてくれるコミュニティと言えます。


<日本オーガニックライフ協会>というコミュニテイは、さらに、テーマ型異業種ネットワークである<アトピー研究会>の分派を生みました。

 → 起業レッスン046


このように、真美さんのビジネス活動の進展とともに、<ミニ起業家の7つ道具>のひとつとしてのコミュニティも、進化拡大していったのです。




大久保忠男



** 以上は、2015年4月30日配信<起業レッスン>の再掲です *
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