起業レッスン044 : ミニ起業家物語 − 協会の活動
起業レッスン044 : ミニ起業家物語 − 協会の活動
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前回は、<起業家物語−協会設立>を話しました。
佐藤真美さんが展開する講師ビジネスは、一都4県で拡大していきました。
それにともなって、真美さんの仕事が変化し、真美さんの会社である株式会社エコスタイルの業務内容に混乱が生じてきました。
そのために、新たな組織を設けることになりました。
それを、一般社団法人<日本オーガニックライフ協会>と名付けました。
【佐藤真美さんのミニ起業家物語−31】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<日本オーガニックライフ協会>の主要な活動メニューは、講師養成講座をはじめとする教育活動と、各地で(ミニ)起業活動する講師のマネジメントだ。
講師のためのスキルアップ研修をはじめ、ミニ起業家としての実践に役立つカリキュラムなどを充実させた。
また、講師(ミニ起業家)同士の情報交流のための仕組みも講じた。
各教室合同の生徒作品コンテスト大会などの多彩なイベントも催した。
こうして、講師ビジネスを展開するミニ起業家のネットワークは着実に広がっていった。
また、主要活動メニュー以外のところでも、公益法人を設けることによって、さらに広がったのが、異種との交流だ。
企業だけでなく、業界団体や自治体、教育機関やメディアなどと、今まで以上に、活発な取り組みが増えていった。
地域や社会のために貢献するという前提を共有していることが、促進剤となったのだ。
<日本オーガニックライフ協会>という名称が、さまざまな分野のキーパーソンを惹きつけてくれた。
真美さんが専門とするオーガニックコットン、つまり<衣>の分野だけでなく、<食>や<住>、そして<ボディケア><育児>など生活全般にわたって、それぞれの分野で、オーガニック素材を専門とする人たちが、真美さんのネットワークの一員となったのだ。
こういうネットワーク活動のなかで浮かび上がってきたのが、共通テーマで異業種を串刺しにするという企画である。
つまり、横断的なアライアンス・ビジネスだ。
その共通テーマとして、最初に取り上げられたのが、<アトピー>である。
・・・・・・・・・・
(続きは次回へ)
大久保忠男
** 以上は、2014年8月21日配信<起業レッスン>の再掲です *
** ニューズレター最新版の配信をご希望の方は、こちらからご登録ください
→
http://www.watashi-kigyou.com/mailmagazine.php