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起業レッスン035 : ミニ起業家物語 − オーガニックフェア

起業レッスン035 : ミニ起業家物語 − オーガニックフェア
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こんにちは、大久保です。


前回は、<起業家物語−百貨店>を話しました。


コミュニテイカフェとのコラボによる、オーガニックコットン産着(うぶぎ)の<手づくり講習会>は好評でした。

佐藤真美さんは、近隣各地のコミュニティカフェとのコラボを広げていきました。

公民館とカフェでの開催実績に自信を持った真美さんは、他の業種にもチャレンジしはじめました。

そのひとつは、百貨店でした。

百貨店で時折催されるオーガニックフェアに、<手づくり講習会>を出展したいと考えました。

そうした折に、NOCの宮嵜理事長から、NOCメンバーによる共同催事が某百貨店で催されることを聞き、そこに参加できないか、打診を宮嵜さんに頼みました。



【佐藤真美さんのミニ起業家物語−22】
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百貨店と直接折衝するためには、まず、取引のための口座をもつ必要がある。

そのためには、資格審査があり、実績や信用性など厳しく問われる。

佐藤真美さんの現状を省みると、時間もかかり、得策ではない。

すでに開催が予定されている共同催事の販促的メニューのひとつとして組み込んだほうが、戦術的に賢いと真美さんも宮嵜さんも判断したのだ。

共同催事の出展当事者たちは、みなNOCの会員企業だが、宮嵜理事長の口添えもあり、全員がこの企画に賛同してくれた。


また、こういう事情もあった。

オーガニックフェアも昔は、<オーガニック>というだけで特別な価値をかもしだせるような世間的空気があった。

だから、オーガニックコットンの商品展示だけで良しとし、今まで格別の工夫もなされてこなかった。

ところが、<オーガニック>商品が市場に広がるにつれて、競合が激化し、新たな付加価値の必要性が感じられるようになってきた。

真美さんの<手づくり講習会>は、共同催事のコンセプト価値を高め、新鮮さを提供してくれる企画だったのだ。


フェアでは、一回につき10名前後の参加数で、一日2回の講習会を実施した。

フェア期間は4日間なので、総計で約80名ほどの参加者があった。

参加者たちは、展示商品にも興味を示し、購買率や購買単価も高かった。

実質的な面でも、共同催事のメンバーたちに喜ばれたのである。


真美さんは、ようやく、ビジネスとしての確かな手ごたえを感じはじめていた。

この百貨店の成功を皮切りに、さまざまな業態に切り込んでいった。


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(続きは次回へ)



大久保忠男



** 以上は、2014年6月12日配信<起業レッスン>の再掲です *

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