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起業レッスン030 : ミニ起業家物語 − 産着

起業レッスン030 : ミニ起業家物語 − 産着
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前回は、<起業家物語−心を共有する>を話しました。


オリジナル商品を開発するにあたって、、、

佐藤真美さんは、たったひとりのママ(マタニティ)の前に立つ、たったひとりの自分を、思い浮かべました。

<ひとり>と<ひとり>との間をむすぶものが、最初のオリジナル商品だと考えました。

そのイメージと感覚を頼りにして、周囲のママから出産直後の話を聞き、ママの心の動きを、自分の心の中で追体験しようとしました。

商品に対するニーズを聞くのではない、商品に結びつく以前の心を共有すること、、、

明らかな形のニーズになる前の生まれたばかりの心のやわらかな動きをつかもうと努めたのです。



【佐藤真美さんのミニ起業家物語−17】
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佐藤さんは、マタニティや出産後のママの話をたくさん聞いた。

出産前の不安や、出産時の苦痛、出産後の育児の大変さなど、、、出産経験の無い佐藤さんにも、多くのインパクトを与えた。

なかでも、とりわけ印象に残ったのが、出産直後にはじめてあかちゃんに接したときのママの思いだった。


はじめて見るあかちゃんは、人というよりも、<いのち>そのもの、<たましい>そのもの、そんな風に感じられて、畏敬の念に打たれる、、、

この<いのち>を、<たましい>を守らなければならない、、、

生まれたばかりのあかちゃんは、特別な存在なのだ、、、


、、、と、ママのそんなふうな思いが、佐藤さんに伝わってきたのだ。


『そうだ! 最初のオリジナル商品は<産着>にしよう!』

佐藤さんの頭の中にひらめいた。

あかちゃんが最初に身にまとう<産着>、、、

この世に生まれ来て、最初にやさしく包まれ、身を守ってくれるものとしての<産着>、、、

<いのち>を包むものとして、オーガニックコットンほどふさわしものが他にあろうか、、、


『オーガニックコットンの<産着>が、わたしのオリジナル商品だ!』


ようやく、佐藤さんは、自分自身のオリジナル商品の出発点を決めることができた。

しかし、<産着>はごく一般的な商品で、多くのメーカーでつくられており、オーガニックコットン製もたくさん出回っている。

そういうなかで、競合に打ち勝って、オリジナル商品を買ってもらうのは、易しくない。


どうすればよいか?


そのヒントは、<産着>そのものにある、、、と、佐藤さんは考えた。

<産着>に欠かせないものは、少なくともふたつある、、、

ひとつは、<いのち>にふさわしい素材である、オーガニックコットンだ。

もうひとつは、ママの心だ。

オーガニックコットン製の<産着>には、ママの心がほしい、、、


そのためには、、、


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(続きは次回へ)



大久保忠男



** 以上は、2014年5月1日配信<起業レッスン>の再掲です *
  

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