前回は、<起業>環境や、<起業>常識が、この数年で様変わりしたことを話しました。
様変わりしたことは、いろいろありますが、まずは知っておきたいポイントのひとつを、今回お話します。
みなさんは、<起業>に対して、どのようなイメージを持ってますか?
「会社員にくらべて、とてもリスクがある」
「起業は難しく、特別な人が挑戦するもの」
「失敗すれば、すべてを失う」
「社会の正常な軌道から外れる」
「莫大な資金が要る」
「人生の大きな冒険だ」
etc.,
というようなイメージで、まだ見てますか?
かっては、このようなイメージが一般的でしたし、現実もほぼその通りでした。
でも今は、そうではない、、、、、
すくなくとも、私がここで薦めたい<起業>はちがいます。
私が薦める<起業>は、
「会社員でいることよりもリスクは低く」
「難しいことでも、特別なことでもなく」
「なんどでも失敗を繰り返すことができ」
「社会のなかで役立つ存在になり」
「わずかな資金でよく」
「人生の日常的な営みとして行える」
そのような<起業>です。
どうして、そのようなことが可能なのかは、これからのレターで、ひとつひとつ取り上げて、説明していきましょう。
その前に、知ってもらいたいのは、ここで言う<起業>とは、単なる手段に過ぎないということです。
便利なツールのようなものです。
今、あなたは、スマホや携帯を使って、ネットやメールを利用しているでしょう。
これは、コンピュータの一種ですよね。
1946年に開発された、現在のコンピュータの元祖と言われている<ENIAC>が、100畳余りもある大きさだったことは、知ってました?
3〜4階建ての家と同じ規模です。
それが今では、あなたの手の中にある、、、
しかも、能力は飛躍的に進化している、、、
<起業>も同じです。
かっては、ENIACのように、個人では支えきれないほど、重くて大きな<起業>が、今では、手のひらに乗っかるような感覚のものになったのです。
スマホや携帯は便利なツールです。
でも、わずか10年前までは、そのための環境(通信環境や端末技術等)がまだ整っていなかった。
<起業>も同じ。
数年前までは、個人の便利なツールとして使う環境が、まだできてなかった。
今ようやく、その環境が整備されはじめてきた。
ですから、これからが、そういう意味の<起業>のチャンスです。
起業しようとする人にとって、ベストな時代が来ているのです。
今日は、<起業>が、これからの時代に生きるための身近で便利なツールになったことを、知っておいてください。
そして、<起業>というものを、あなたの手のひらの中で動かす感覚に似た、軽やかなものとして、イメージしてみてください。
大久保忠男
** 以上は、2013年7月24日配信<起業レッスン>の再掲です *
** ニューズレター最新版の配信をご希望の方は、こちらからご登録ください
→
http://www.watashi-kigyou.com/mailmagazine.php