スピリチュアルレッスン153 : シフト31 境域に生きる(11) ラムダス5
スピリチュアルレッスン153 : シフト31 境域に生きる(11) ラムダス5
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前回は、<境域に生きる(10)ラムダス4>を話しました。
1.ラムダスは、脳卒中によって、人生がふたつに分かれたと言う、、、脳卒中前の人生は前世で、後の人生は今生だと、、、
2.前世では活動的な自分だったが、、、今生では前世でできたことがなにもできない自分だ、、、
3.脳卒中で半身不随となり、車イス生活を余儀なくされた、、、これは、人生への打撃であり、、、通常は<人生の敗北>を意味する、、、また他人からは<悲劇>と見られる、、、しかしほんとうにそうだろうか?
4.車イス生活の境遇を、ラムダスはこんなふうに語る、、、不便もあるが、おおむね満足もしている、、、いつも車に乗っていて歩く必要がない、、、パーティに行っても必ずすわる場所があると考えてみてはどうだろう、、、旅行する時は空港の中を車イスに乗って高速で通り過ぎる、、、<ピー・ピー>と警笛を鳴らして歩行者をどかせながら、、、車イスは神輿に乗っているようなものだ、、、
ラムダスは、脳卒中の後遺症のひとつとして、車イス生活に加えて、失語症にも陥りました。
彼の活動の多くが、講演や著作など、言葉をつかうことでしたから、これは致命的な問題でした。
しかし、一方で面白いことに気づいたと言います。
それは、、、言葉がすぐに出てこないかわりにイメージがより鮮明になった、、、左脳の機能が衰えて右脳の機能が活発になったのかもしれない、、、と言うのです。
また、講演などでは思わぬメリットもあると語ります、、、話の途中で、沈黙の瞬間が頻繁に起こる、、、そういう時、聴衆の多くが、その沈黙の瞬間を利用して、自身の内面に向かうようになったようだ、、、
いわば、講演者ラムダスと聴衆との間により深い共鳴が生まれる、、、そういう観察ができるようになった、、、と。
(続く)
** 以上は、2016年12月15日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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