スピリチュアルレッスン152 : シフト30 境域に生きる(10) ラムダス4
スピリチュアルレッスン152 : シフト30 境域に生きる(10) ラムダス4
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前回は、<境域に生きる(9)ラムダス3>を話しました。
1.1997年66歳の時に、ラムダスは脳卒中に見舞われる。
2.当時の症状は重症で、身体機能の75%が失われたが、リハビリにより最悪の状態を脱することができた。
3.しかし、いくつかの後遺症がのこった、、、車イス生活になる、、、失語症になる、、、激しい痛みが続く、、、などなど、、、
4.ラムダスは自身の脳卒中について、つぎのように語る、、、脳卒中はサムライの刀のようなもので、私の人生を真っ二つに切り裂いた、、、二つの時期を分ける境界線だ、、、ある意味で、ひとつの人生に二つ分を体験するようなものだ、、、脳卒中前の自分は<前世>で、今の自分は<今生>だ、、、<前世>では、私はスポーツカーを乗りまわし、ゴルフをし、チェロを演奏した、、、<今生>ではそのどれもできない、、、新しい生まれ変わりだ、、、
ラムダスは、脳卒中によって、人生がふたつに分かれたと言います、、、脳卒中前の人生は前世で、後の人生は今生だと、、、
前世では活動的な自分だったが、、、今生では前世でできたことがなにもできない自分だ、、、
脳卒中で半身不随となり、車イス生活を余儀なくされた、、、これは、人生への打撃であり、、、通常は<人生の敗北>を意味する、、、また他人からは<悲劇>と見られる、、、
しかしほんとうにそうだろうか?
車イス生活を強いられた自分の境遇を、ラムダスはこんなふうに考えます。
・・・不便もあるが、おおむね満足もしている、、、いつも車に乗っていて歩く必要がない、、、パーティに行っても必ずすわる場所があると考えてみてはどうだろう、、、旅行する時は空港の中を車イスに乗って高速で通り過ぎる、、、<ピー・ピー>と警笛を鳴らして歩行者をどかせながら、、、車イスは神輿に乗っているようなものだ、、、
(続く)
** 以上は、2016年12月14日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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