スピリチュアルレッスン151 : シフト29 境域に生きる(9) ラムダス3
スピリチュアルレッスン151 : シフト29 境域に生きる(9) ラムダス3
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前回は、<境域に生きる(8)ラムダス2>を話しました。
1.<すること>の自分と<あること>の自分、、、このふたつの自分の<境域に生きる>こと、、、ラムダスは、このことを明瞭に理解し、実践していた。
2.ラムダスは、本名をリチャード・アルパートと言う、、、1931年米国ボストン生まれ。
3.元は、ハーバード大学心理学部の教授だったが、、、ドラッグや超常現象などの研究にのめり込みすぎたため失職した。
4.ベトナム戦争のころ、いわゆるヒッピー文化の旗手として、またニューエイジのカリスマ的存在として注目された。
5.1960年代後半にインドにわたり、ニーム・カロり・ババに出会い、その後、彼をグルとして師事することになる。
6.このとき、ラムダス(神のしもべ)という名前を授かり、以降は、ラムダスを名乗る。
7.ラムダスの名を世界的に有名にしたのは、『Be here now』(ビー・ヒア・ナウ)という著書。
8.1971年に米国で出版されたが、<ビー・ヒア・ナウ>(いま、ここに、ありなさい)という文言は、海外にも広まった。
9.ラムダスは、主に、講演や執筆活動を通じて、<個の変容>について、<覚醒とは何か>について、長年啓蒙してきた。
10.また、数々の社会活動にも熱心で、死生学で著名なエリザベス・キュブラー・ロスさんとのコラボなども手がけていた。
11.そして、ラムダスに決定的な転機が訪れる、、、1997年に。
1997年に、ラムダスは脳卒中に見舞われます。
66歳でしたが、活動的で自分の若さを過信していました、、、そのため、世界中を駆け回って、心身を酷使して省みなかったようです。
当時の症状は重症で、生存率は10%と医師はみなしていました、、、しかし、奇跡的に回復しました。
身体機能の75%が失われていましたが、リハビリにより最悪の状態を脱することができました。
いくつかの後遺症がのこりました、、、半身不随のため車イス生活になる、、、失語症になる、、、激しい痛みが続く、、、などなど、、、
ラムダスは自身の脳卒中について、つぎのように語ります。
脳卒中はサムライの刀のようなもので、私の人生を真っ二つに切り裂いた、、、
二つの時期を分ける境界線だ、、、
ある意味で、ひとつの人生に二つ分を体験するようなものだ、、、
脳卒中前の自分は<前世>で、今の自分は<今生>だ、、、
<前世>では、私はスポーツカーを乗りまわし、ゴルフをし、チェロを演奏した、、、
<今生>ではそのどれもできない、、、
新しい生まれ変わりだ、、、
(続く)
** 以上は、2016年12月8日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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