スピリチュアルレッスン150 : シフト28 境域に生きる(8) ラムダス2
スピリチュアルレッスン150 : シフト28 境域に生きる(8) ラムダス2
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前回は、<境域に生きる(7)ラムダスのアドバイス>を話しました。
1.<幸せ>を、<すること>や<もつこと>の結果ではなく、幸せで<あること>を選ぶという、意志にかかわるものに転換すること、、、
2.<反応(リアクション)>に支配されるのではなく、いかなる条件もつけないで<あること>を選択する。
3.これに気づくことが、自分自身の現実を創造する重要な一歩となる。
4.ラムダスは、こんなふうにアドバイスしている、、、<人は老いるにつれて、自分のすることと自分のあることとを、これまでいかに混同してきたかに気付くようになる、、、役者である自我は、人生で自分が果たしてきたさまざまな役割が自分だと思い込んで、社会的な業績や地位に自分の価値を見出す、、、ほとんどの人間は、自分のすることが自分だと信じている、、、しかし、定年退職者や子どもが巣立った後の家庭の主婦は、それまで自分にアイデンティティや存在価値を与えてくれた生産的な役割を失う、、、それが、自我にとっての苦しみとなる、、、しかし、その時こそ、魂のレベルで学ぶチャンスだ、、、>
<すること>の自分と<あること>の自分、、、このふたつの自分の<境域に生きる>こと、、、
ラムダスは、このことを明瞭に理解していました、、、そして、実践していました。
ラムダスを通じて、この意味をより深く掘り下げてみましょう。
その前に、ラムダスについて簡単に紹介します。
ラムダスは、本名をリチャード・アルパートと言います。
1931年米国ボストン生まれです。
元は、ハーバード大学心理学部の教授でしたが、、、ドラッグや超常現象などの研究にのめり込みすぎたために失職します。
ベトナム戦争のころ、いわゆるヒッピー文化の旗手として、またニューエイジのカリスマ的存在として注目されました。
1960年代後半にインドにわたり、ニーム・カロり・ババに出会います、、、その後、彼をグルとして師事することになります。
このとき、ラムダス(神のしもべ)という名前を授かり、以降は、ラムダスを名乗ります。
ラムダスの名を世界的に有名にしたのは、『Be here now』(ビー・ヒア・ナウ)という著書です。
1971年に米国で出版されましたが、<ビー・ヒア・ナウ>(いま、ここに、ありなさい)という文言は、海外にも広まりました。
日本でも、スピリチュアル分野でよく聞く言葉ですね、、、
ラムダスは、主に、講演や執筆活動を通じて、<個の変容>について、<覚醒とは何か>について、長年啓蒙してきました。
また、数々の社会活動にも熱心で、死生学で著名なエリザベス・キュブラー・ロスさんとのコラボなども手がけていました。
そして、ラムダスに決定的な転機が訪れます、、、1997年のことです。
(続く)
** 以上は、2016年12月7日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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