スピリチュアルレッスン142 : シフト20 ふたつの器
スピリチュアルレッスン142 : シフト20 ふたつの器
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前回は、<カリスマを排せよ>を話しました。
1.<カリスマ>を嫌うドラッカー博士の口調は激しい、、、いくつか引用する。
2.<偉大なリーダー、カリスマ、スーパー経営者、、、さまざまな呼称がもてはやされてきましたが、すべて危険で馬鹿げた考えです>
3.<わたしたちに必要とされているのは、リーダーを待望することではなく、リーダーの登場を恐れることなのです>
4.<カリスマ性というものに対しては、不快感を抱くべきです>
5.<スーパー経営者たちが得る高額な報酬ほど恥ずべきものはありません、、、かって、JPモルガンは、いかなる企業であっても、トップが一般社員の20倍を超える給料を得るのは誤っていると断じましたが、わたしもそうだと思います>
6.さらに、なによりも気をつけなければならないことは、<カリスマ>を待望する心理が意味するものだ。
7.なぜ、<カリスマ>を待望するのか、、、先述したように、待望する者自身が<壊れかけた世間的自分>だからであり、失われた居場所を回復する器を求めているからだ。
8.<壊れかけた世間的自分>の群集が<カリスマ>を呼び寄せ、、、呼び寄せられた<カリスマ>が非合理的なエネルギーを吸収するために奇跡を約束し、カオスを統制していくなかで、ファシズムが醸成されていく。
9.<カリスマ>の登場に気をつけるということは、<壊れかけた世間的自分>を注視するということだ。
10.そして、<カリスマ>を登場させないためには、<壊れかけた世間的自分>を受けとめる器を自分のなかに用意することが必要になる。
これからの時代は、、、<壊れかけた世間的自分>を受けとめる器を自分のなかに用意することが必要になる、、、と言いました。
このことについては、、、これまでのニューズレターで、さまざまな角度から、器の用意の仕方を語ってきました。
それを、もう一度整理しておきましょう。
用意する器は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、壊れかけた世間的自分に代わる、新たな社会的な自己の再構築です。
新たな社会的自己は、ネクストソサエティを足場とする自分です。
この自分は、自分の足場を築くことを通じて、変革を担い、ネクストソサエティの形成に参与します。
もうひとつは、精神的な自分の創造です。
<精神的>という言葉は、<霊的>という意味合いを含んでいます。
この精神的・霊的自分は、今までの世間的自分の陰で眠っていた存在です。
これを目覚めさせて、社会的自己を支えることのできる、もうひとりの自分に育て上げます。
このふたつの器を用意することができるのが、今という時代の大いなる機会なのです。
それが、あなたの前に置かれたスプリングボードです。
(続く)
** 以上は、2016年11月9日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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