スピリチュアルレッスン129 : シフト7 Sジョブズ 2
スピリチュアルレッスン129 : シフト7 Sジョブズ 2
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前回は、<Sジョブズ>を話しました。
1.『デミアン』の一節 ・・・
<鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う、、、卵は世界だ、、、生まれようと欲するものは、ひとつの世界を破壊しなければならない> ・・・
<鳥>とはなにか? <卵>とはなにか?
2.この問いに答える前に、すこし回り道をして、Sジョブズの語ったことを取りあげる。
3.Sジョブズはアップルの創業者で、2011年に他界した、、、下記はスタンフォード大学2005年度卒業式でのスピーチのなかの一節。
4.<本意でない人生を生きて時間を無駄にするな、、、ドグマにとらわれてはいけない、、、それは他人の考えに従って生きることと同じだ、、、他人の考えに支配されて、あなたの内なる声がかき消されないように、、、そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つこと、、、あなたの心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っている、、、ほかのことは二の次で構わない、、、>
5.氏は、、、あなたの<内なる声>を大切にしろ、、、と言っている、、、<自分の心と直感>に従え、、、と、、、
6.しかしその前に、、、あなたは、<内なる声>が聞こえているか、、、<自分の心と直感>を認めることができているか、、、?
7.また、2011年に亡くなる最期の時、氏の後継者ティムクックに、こんな言葉を遺した、、、<スティーブならどうするだろう?と、考えるな!>
8.言うまでもなく、ジョブズは世界的企業のカリスマ創業者。
9.そうした創業者の後を担う経営者は、創業者のビジョン、価値観、ビジネスのやりかたなどを踏襲しようと考えるのは当然だ。
10.創業者のほうもたいていは、自分のビジョンや価値観やビジネスのやりかたなどを遺していきたいと思う。
11.しかし、ジョブズは、、、そういうことはやめろ!、、、と言う、、、ティムクックに対して、、、ジョブズになろうとするな、ティムクックでいろ、、、と。
ジョブズの言う<内なる声>が、あなたには聞こえていますか?
<内なる声に耳を澄ませ>とか<真実の自分に目覚めよ>などのキャッチはよく聞きますね、、、
スピリチュアル世界における常套文句です。
でもどうでしょう?
自分の内にそのリアリティを感じることができますか?
おそらく、ばくぜんとした感じに留まることが多いのではないでしょうか、、、
頭ではわかったようだけど、実際のところはよくわからない、、、
いつもの日常の生活に戻ると、忙しさに紛れて、そういう言葉を聞いたことも忘れてしまっている、、、
であれば、、、ジョブズは<内なる声>を大切にしろと語りましたが、実践するのは易しくないように思えてしまいますね。
ジョブズのもうひとつの言葉 ・・・ ティムクックに対して<スティーブならどうするだろうと考えるな>
なぜ、そんなことを言ったのか、、、ティムクックは<スティーブならどうするだろう>と必ず考えるだろうと、、、ジョブズは考えたからですね。
彼は、<他人の考えに支配されて、あなたの内なる声がかき消されないように>とも言ってました。
つまり、、、<スティーブならどうするだろう>と考えることは、ティムクックにとっての<内なる声>を消すことになる、、、<内なる声>を聞くためには、<他人の考えの支配>から逃れていなければならない、、、そう言いたいのです。
(続く)
** 以上は、2016年9月22日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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