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スピリチュアルレッスン115 : 死についてのワーク(74)死後の世界36ルドルフ・シュタイナー11 あなたとわたし

スピリチュアルレッスン115 : 死についてのワーク(74)死後の世界36ルドルフ・シュタイナー11 あなたとわたし
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前回は、<ルドルフ・シュタイナー10  相手の立場で追体験する>を話しました。


1.死後、生前の人生の追体験について、シュタイナーは不思議な言いかたをした、、、相手の立場で体験する、、、自分自身を<あなた>として見る、、、と。

2.生前における、他者との折々の経験について、、、たとえば、相手を自分の理不尽な行為で悲しませたこと、、、相手を自分の心からの思いやりで喜ばせたこと、、、などについて、、、当の相手の立場で追体験することになる、、、という。

3.もしも、相手を殴ったのであれば、殴られた相手の立場で、それを追体験する、、、殴られた相手の感情も味わうことになる。

4.相手が喜ぶことをしたのであれば、相手の喜びの感情を味わう。

5.シュタイナーのこういう表現を、わけのわからない変なことを言ってる、、、と思うかもしれない。

6.でも、自分という存在について、私たちはほとんどなにもわかっていないのだから、頭から否定しないで、シュタイナーという人がこんなことを言っているんだと、頭のすみっこに留めておこう。


死後、記憶の追体験のなかで、<わたし>と<あなた>との関係が反転することを、シュタイナーは語りました。

このことは、、、<わたし>と<あなた>の関係が、生前から、ある本質的な意味合いを有していることを示唆しています。

<あなた>とは、いったいどういう存在なのでしょう、、、

自分の目の前にいる<あなた>、、、<わたし>を見つめている<あなた>、、、

<わたし>は、誕生直後からいつも<あなた>から見つめられてきました。

2歳以前は、<わたし>は、まだ<わたし>を意識できません、、、

そのころの<わたし>が意識できたのは、<わたし>ではなく、<あなた>でした。

父母をはじめとする<あなた>に抱かれ、触られ(触覚)、声をかけられ(聴覚)、匂いをかぎ分け(嗅覚)、<あなた>(母親)のお乳をしゃぶり(味覚)、そして、<あなた>の視線を浴び続けて(視覚)きました。

五感を通じての<あなた>からのさまざまな働きかけによって、<わたし>はこの地に生存でき、こうした経験が<わたし>の形成へとつながっていきます。

そうかえりみると、<わたし>は、<あなた>からの働きかけによって創造されたと言っても過言ではないかもしれません。



(続く



** 以上は、2016年7月13日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *

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