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スピリチュアルレッスン114 : 死についてのワーク(73)死後の世界35:ルドルフ・シュタイナー10 相手の立場で追体験する

スピリチュアルレッスン114 : 死についてのワーク(73)死後の世界35:ルドルフ・シュタイナー10 相手の立場で追体験する
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前回は、<ルドルフ・シュタイナー9 生前の人生の追体験>を話しました。


1.胎児の<10月10日>は、30数億年の生命史を凝縮した形で追体験している。

2.誕生から今までの過去の記憶はすべてが消えないで存在している。

3.<わたし>という、ひとりの個人は、生命史の<初源>から、<誕生>の瞬間を経て、<今>にいたる、気が遠くなるような悠久の歴史を担った存在である。

4.シュタイナーが語る、死の直後に現れる<記憶のパノラマ体験>は、そのような壮大な存在としての、ひとりの個人の在りかたをかいま見せてくれるものだ。

5.死後、数日間の<記憶のパノラマ体験>の後、生前の自分のすべてを省(かえり)みる、終えたばかりの人生を追体験すると、シュタイナーは述べる。

6.どのように省みるのか、、、ふたつのポイントがある。

7.ひとつめのポイントは、、、生前の人生は、誕生からはじまって、死で終わるが、、、この追体験は、死からはじまって、誕生で終わる、、、逆向きに進む、、、

8.ふたつめのポイントは、、、他者との関係における追体験を、相手の立場で体験することになる、、、つまり、自分自身を<あなた>という2人称として見ることになる。


死後、生前の人生の追体験について、シュタイナーは不思議な言いかたをしました、、、

相手の立場で体験する、、、自分自身を<あなた>として見る、、、と、、、

生前における、他者との折々の経験について、、、たとえば、相手を自分の理不尽な行為で悲しませたこと、、、相手を自分の心からの思いやりで喜ばせたこと、、、などについて、、、当の相手の立場で追体験することになる、、、というのです。

もしも、相手を殴ったのであれば、殴られた相手の立場で、それを追体験します。

殴られた相手の感情も味わうことになります。

相手が喜ぶことをしたのであれば、相手の喜びの感情を味わいます。


シュタイナーのこういう表現を、どのように感じるでしょうか?

わけのわからない変なことを言ってる、、、と思うかもしれないですね、、、

でも、、、自分という存在について、私たちはほとんどなにもわかっていないのですから、、、頭から否定しないで、、、シュタイナーという人がこんなことを言っているんだと頭のすみっこに留めておきましょう、、、



(続く)



** 以上は、2016年7月6日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
  




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