スピリチュアルレッスン107 : 死についてのワーク(66) 死後の世界28 − ルドルフ・シュタイナー3 記憶のパノラマ体験
スピリチュアルレッスン107 : 死についてのワーク(66) 死後の世界28 − ルドルフ・シュタイナー3 記憶のパノラマ体験
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前回は、<死後の世界26:ルドルフ・シュタイナー2:シュタイナー教育>を話しました。
1.日本ではシュタイナー教育が知られているが、特に幼児教育に定評がある。
2.たとえば、、、乳幼児に対する機械的な暗記の強制は、身体の発育を阻害する可能性がある、、、など。
3.このようなシュタイナー幼児教育論の背景には、壮大なシュタイナー神秘思想が広がっている。
4.シュタイナー教育はドイツ本国のみならず、米国などにも広がっている。
シュタイナー教育思想のバックグランドには、シュタイナーの確固とした神秘思想があると先述しました。
しかし、日本では、シュタイナー教育ほどには、シュタイナー神秘思想は一般に知られていないようです。
シュタイナー神秘思想は、霊的ヒエラルキーや魂や身体や宇宙論などの体系的な構造を語っていますが、その重要な一側面が<死後の世界>についてのビジョンです。
シュタイナーの死後世界ビジョンは、他のいろいろな側面との関連のなかで語られるべきものですが、ここでは、シュタイナー思想の一端が感じられるよう、ほんのさわりの部分を取り上げてみましょう。
死の直後に、死者が体験するのは、記憶のパノラマ現象だと、シュタイナーは言います。
誕生から死にいたるまでに体験してきたすべてについての広大な記憶像が、死者の眼前に広がるのです。
記憶のパノラマ現象については、、、こういうことを聞いたことがないでしょうか、、、
大きな事故、、、例えば、運転していた自動車が激突して外に放り出される、、、崖から落下する、、、にもかかわらず、奇跡的に助かった人が語る体験、、、
その体験は、ほんの一瞬であったが、スローモーションの映像を見ているように、時が止まったように感じ、、、自分の一生がパノラマのように広がっているのを見る、、、
そういう話は良く聞きますよね、、、
生きている間にこのような体験する人はまれですが、シュタイナーによると、死の直後は誰もが通り抜ける体験のようです。
そして、この<記憶のパノラマ体験>は、死の直後の数日間しか続かないと言います。
(続く)
** 以上は、2016年5月18日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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