スピリチュアルレッスン105 : 死についてのワーク(64) 死後の世界26 − ルドルフ・シュタイナー
スピリチュアルレッスン105 : 死についてのワーク(64) 死後の世界26 − ルドルフ・シュタイナー
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前回は、<死後の世界25:プルーフオブヘブン20- 対談DVD>を話しました。
1.エベン・アレグザンダーさんの書とDVDは下記のとおり。
(1) 『プルーフ・オブ・ヘブン』(エベン・アレグザンダー著)(2013年)
(2) 『マップ・オブ・ヘブン』(エベン・アレグザンダー著)(2015年)
(3) 『プルーフ・オブ・ヘヴンを超えた対話』
(エベン・アレグザンダー+レイモンド・ムーディ) (2014年)
2.上記(3)は、エベンさんとレイモンド・ムーディさんの対話DVD。
3.インタビュアーであるRムーディさんは、臨死体験研究の第一人者として有名。
4.ムーディさんは、1965年から臨死体験についての研究をはじめましたが、これまでに数え切れないほどの臨死体験事例を取り扱ってきた。
5.50年間にわたるそれらの体験事例の中でも、エベンさんの事例は特別際立って貴重なケースだと、ムーディさんは語っている。
6.対談の最後のほうで、ムーディさんは、エベンさんにこういう問いかけをしている、、、<今、地球は危機的な状況を迎えているように感じます、、、このような状況で、あなたの臨死体験はどのような意味があると考えてますか?>
7.エベンさんはこれに答えて、次のように語ります、、、<地球の危機的な状況は、科学と霊性が分断されていることが大きな要因になっているのではないか、、、科学者である自分がこのような霊的な体験をしたのは、科学と霊性をつなぐためなのかもしれない、、、科学と霊性は相反するものではない、、、この両者を結び合わせることが今必要ではないか、、、臨死体験後しばらくの間、彼方における霊的な自分と、こちらにおける科学的な自分とに分断されていた、、、その2つに分かれた自己を、科学(主に量子力学)と古代の霊的叡智との探求によって、ひとつに統合することができた、、、科学と霊性の統合こそが、地球の危機への対処方法であり、それが意識の目覚めの時と言われているものだと考えている、、、と。
これまで、EKロスさんやエベンアレグザンダーさんが語る臨死体験を通じて、死後の世界の(ほのかな片鱗)のような姿をみてきました。
<死後の世界>のテーマも25回にわたっていますが、このテーマの最終章として、ルドルフ・シュタイナーをとりあげます。
Rシュタイナー(1861年〜1924年)は、19〜20世紀における最高の神秘思想家と謳われています。
日本では、<シュタイナー教育>として広く知られていますね、、、
それから、ミヒャエル・エンデを通じて、シュタイナー思想にふれた人も多いでしょう、、、
Mエンデは『モモ』や『ネバーエンディングストーリー』の作者ですが、シュタイナー学校の卒業生であり、シュタイナー思想に深く影響されていました。
教育以外にも、、、医学や栄養学、農業、建築など、幅広い分野で、シュタイナーの思想が根付いています。
例えば、日本でシュタイナー医療を実践する医師は、全国で20人ほど数えるようです。
以前、シュタイナー医療を標榜されている医師のひとりに診ていただいたことがありますが、とてもユニークな方でした。
私が<○○という薬を服用しているが、副作用は大丈夫でしょうか?>と聞くと、、、その医師は笑いながら応えて言いました、、、<それ以前に、あなたは、その薬を飲む時に、薬に感謝していますか?、、、その薬に治していただこうとしているのに、感謝しないで文句を言うのは、薬に失礼ではないですか、、、>と。
予期しない突っ込みにあっけにとられながらも、<それはそうですね>と、私も苦笑しながら納得させられました、、、
つまり、、、シュタイナー思想というのは、、、とてもユニーク!、、、なんですね。
このシュタイナーさんが、死後の世界について、こと細かに語っている書があります。
臨死体験のような(ほのかな片鱗)の類ではなく、もっと確固としたビジョンとストーリーを、後世のために伝えようとした内容です。
このなかから、いくつかさわりの部分をとりあげて、みなさんとその世界を共有できればと思っています。
(続く)
** 以上は、2016年4月20日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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