スピリチュアルレッスン103 : 死についてのワーク(62) 死後の世界24 − プルーフオブヘブン19 - 続編『マップ・オブ・ヘブン』
スピリチュアルレッスン103 : 死についてのワーク(62) 死後の世界24 − プルーフオブヘブン19 - 続編『マップ・オブ・ヘブン』
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前回は、<死後の世界23:プルーフオブヘブン18-ふたりの世界とふたりの自分>について話しました。
1.臨死体験後かなりの期間、エベンさんは、臨死体験で肉体を離れていた時の自分と、科学に自らを捧げてきた医師である自分との間で葛藤があった。
2.しかし、謎の女性、実の妹の写真を見ているうちに、分かれた二人の自分は同じひとりに違いないとはっきり気づかされた。
3.そして、<科学者、治療家、医師である私と、神聖な存在そのものの中に考えられないような貴重な旅をしてきた私、その双方を完全に受けいれなくてはならないことがわかったのだ、、、>と言う。
4.最後にエベンさんが語ったことは、、、<この体験の正当性を否定する人もいることだろう、、、この話が“科学的であり得る可能性を頭から信じようとせず、熱に浮かされた馬鹿げた話と考えて、相手にしない人も多いだろう、、、かっての私がそうであったように、、、だが、そうではないことを私は今では知っている、、、そして、真理を探究する科学者として、また人を助けることにみずからを捧げる医師として、これがほんとうの話であり、大切な真実を伝えていることを、できる限り多くの人々に知ってもらう責任があると考えている、、、本書はそのために書いた本である、、、>
5.<物質的世界だけを存在のすべてと考え、意識や精神を大いなる宇宙の中心的な謎と見ようとはしない還元主義的科学の最後の抵抗を砕く力になるだろう、、、その生きた証が、この私だ、、、>
これまで、エベンさんの臨死体験記『プルーフ・オブ・ヘブン』の内容にそって、エベンさんの体験の内容と意味をみてきました。
先述したように(→スピリチュアルレッスン086)、同書は、2012年に原著刊行され、米国で200万部を超えるベストセラーになりました。
2013年に日本で翻訳出版され、『アンビリバボー』(フジTV+たけし)で、同書の内容が映像化され話題を呼びました。
そして、2年後の2015年に同書の続編『マップ・オブ・ヘブン』が翻訳出版されました。(原著は2014年刊行)
この続編『マップ・オブ・ヘブン』についても、すこし紹介しておきましょう。
エベンさんは、臨死体験後しばらくの間は、彼方の世界での体験とこちら側の世界とをうまく結び合わせることができませんでした。
彼方での自分とこちらでの自分が分断されていました。
どちらも否定できない自分自身でした。
エベンさんは、そのふたつをひとつに結び合わせるために、あらゆる方面で探求しました。
神経外科医として世界的な権威であった彼は、科学者としての自分を納得させねばなりませんでした。
医学、生物学、物理学などにおいて、さらに研究を深め、物質と意識との境界にある現象としての<量子>についての理解も深めていきました。
一方、神秘的な探求に関しては、古代から伝わる知恵にその蓄積がありました。
それは、あらためて検討すると、これまでの科学が簡単に否定できるようなものではありませんでした。
表面的でなく、もっと深いところで、古代からの知恵と科学真理がつながっているのではないか、、、
エベンさんは、そう感じていたのです。
また、『プルーフ・オブ・ヘブン』を発表してから、読者から多くの体験記がエベンさんのもとに寄せられました。
エベンさんのような神秘体験が、想像以上に広範に生じていることがわかりました。
現代という時代は、とてつもない霊性の時代に入りつつあるのではないか、、、
古代にそうであったように、その霊的な知識が、現代人の意識に浮上しつつあるのではないか、、、
科学という厳しい鍛錬を経て、より強い姿で霊性がよみがえる、、、
そういう時代に私たちは今生きている、、、
こうして、、、続編である『マップ・オブ・ヘブン』には、その後のエベンさんの研究や経験によって得られた知識とビジョンが示されています。
エベンさんは、この続編について、次のように語っています。
<人はだれもが、奥深くに天の記憶をとどめている、、、その記憶を呼び起こすこと、、、その記憶にたどりつく地図を見つけてもらう手助けをすること、、、それが本書(マップ・オブ・ヘブン)の目的である、、>
(続く)
** 以上は、2016年4月6日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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