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スピリチュアルレッスン100 : 死についてのワーク(59)  死後の世界21 − プルーフオブヘブン16 - 謎の女性3

スピリチュアルレッスン100 : 死についてのワーク(59)  死後の世界21 − プルーフオブヘブン16 - 謎の女性3
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前回は、<死後の世界20:プルーフオブヘブン15-謎の女性2>について話しました。


1.臨死体験から生還した後、エベンさんは謎の女性との出会いを何度も思い起こした。

2.それは、崇高な体験だったが、しかし疑問もあった。

・・・・なぜ、知らない女性が出てきたのか、、、?

・・・・なぜ、親しかった故人と会えなかったのか、、、?

・・・・臨死体験の多くは、先に逝った肉親や恋人がメッセージを伝えてくれていることを報告している、、、

・・・・父が亡くなったのは、昏睡に陥る4年前だった、、、

・・・・本来なら、父が会いに来てくれてよかったのではないか、、、

・・・・というのは、<自分の苦しみ>をよく承知していたはずの父が、<心の重石>を取り除いてくれれば、謎の女性からのメッセージがより完璧なものになったのだから、、、

3.あちら側に行って蝶の羽根に乗った美しい女性に会いながら、会いたい父には会わなかったという事実に対して、エベンさんは割り切れないものを感じていた。

4.<心の重石>のような<自分の苦しみ>というのは、エベンさんの生い立ちのことだ。

5.エベンさんは、幼い時に生みの親から児童養護施設を通じて養子として出され、今は亡き父に引き取られた。

6.だから、、、自分は生みの親から捨てられた、、、愛されていない、、、と、長い間、心の奥底にそのような思いを抱き続け、許すことのできない葛藤があったという。

7.その事情を知る父が、そのことについて、より深い真実と慰めを贈ってくれてもよかったのではないか、、、と、エベンさんは、唯一そのことに不満を抱いていた。


そういうわだかまりのような感情がくすぶり続けていたある時、一枚の写真がエベンさんのもとに送られてきました。

その写真には、知らない女性が写っていました。

添えられた手紙によると、その女性は、エベンさんの実の(血のつながった)妹であり、名前はベッツィでした。

エベンさんが養子に出された後に生まれ、実際にも写真などでも一度も会ったことも見たことも無い女性でした。

この女性は、心の優しい、思いやりにあふれた天使のような娘だったことが記されていました。

そして、この実の妹ベッツィはすでに亡くなっていたのです。

エベンさんは、それを読みながら、写真の女性を見ました。

女性は、南カリフォルニアにあるフェリーの埠頭に立っていました。

バックにはウエストコースとの美しい夕焼けが映っていました。

栗色の長い髪に深いブルーの目をして、優しさと暖かさがあふれる笑みを浮かべ、まっすぐにこちらを見ていました。

その目に貫かれるようで、エベンさんの胸は大きく高鳴りました。

一度も会ったことのない妹の写真、、、

写真の女性は、淡いブルーと藍色の服は着ていなかった、、、

蝶の羽根に乗っていたときの輝く光にも包まれていなかった、、、

すぐに気づけなかったのは、そのためだった。

わからなかったのも無理はなかった。

だが、間違いなくあの人だった、、、青い目の輝き、、、愛情にみちたまなざし、、、彼方から大切なメッセージを伝えてくれた謎の女性だった、、、



(続く)



** 以上は、2016年3月16日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
  
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