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スピリチュアルレッスン099 : 死についてのワーク(58)  死後の世界20 − プルーフオブヘブン15 - 謎の女性2

スピリチュアルレッスン099 : 死についてのワーク(58)  死後の世界20 − プルーフオブヘブン15 - 謎の女性2
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前回は、<死後の世界19:プルーフオブヘブン14-謎の女性1>について話しました。


1.エベンさんは、脳神経外科医として、臨死体験時に仮死状態にあった脳を分析した結果、臨死体験内容がが脳内妄想ではないことを確信しました。

2.そのこととは別に、あるできごとが彼のその確信を深めてくれました。

3.それは、臨死体験中に現れた謎の女性のことです。

4.臨死体験中、美しい夢のような世界を眼下に見下ろしながら空を飛んでいる映像のなかで、彼の隣に一緒に並んで、蝶の羽根に乗って飛んでいる女性がいました。

5.<その女性は、深いブルーの目をしたほお骨の高い美しい女性で、金茶の巻き毛が可憐な輪郭を縁どっていた、、、>と、エベンさんは語ります。

6.表情も服も周囲の光景も細かなところまで鮮明で、現実以上の現実感がありましたが、エベンさんは今まで会ったことも見たこともない女性でした。

7.その謎の女性からエベンさんに言葉を介さずにメッセージが伝えられました。


そのメッセージとは、次のようなものでした。


<あなたは永遠に深く愛されています>

<恐れるようなことはなにもありません>

<あなたのすることにあやまちなどありません>


臨死体験から生還した後、エベンさんは謎の女性とこのメッセージを何度も反芻しました。

それは、崇高な体験でしたが、しかし疑問もあったのです。

・・・なぜ、知らない女性が出てきたのか、、、?

・・・なぜ、親しかった故人と会えなかったのか、、、?

・・・臨死体験の多くは、先に逝った肉親や恋人がメッセージを伝えてくれていることを報告している、、、

・・・父が亡くなったのは、昏睡に陥る4年前だった、、、

・・・本来なら、父が会いに来てくれてよかったのではないか、、、

・・・というのは、<自分の苦しみ>をよく承知していたはずの父が、<心の重石>を取り除いてくれれば、謎の女性からのメッセージがより完璧なものになったのに、、、


あちら側に行って蝶の羽根に乗った美しい女性に会いながら、会いたい父には会わなかったという事実に対して、エベンさんは割り切れないものを感じていました。

<心の重石>のような<自分の苦しみ>というのは、エベンさんの生い立ちのことです。

エベンさんは、幼い時に生みの親から児童養護施設を通じて養子として、今は亡き父に引き取られたのです。

ですから、、、自分は生みの親から捨てられた、、、愛されていない、、、

長い間、心の奥底にそのような思いを抱き続け、許すことのできない葛藤があったと言うのです。

その事情を知る父が、そのことについて、より深い真実と慰めを贈ってくれてもよかったのではないか、、、

エベンさんは、唯一そのことに不満を抱いていたのです。



(続く)



** 以上は、2016年3月9日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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