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スピリチュアルレッスン090 : 死についてのワーク(49)  死後の世界11 − プルーフオブヘブン6 科学的という思いこみ

スピリチュアルレッスン090 : 死についてのワーク(49)  死後の世界11 − プルーフオブヘブン6 科学的という思いこみ
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前回は、<死後の世界10:プルーフオブヘブン5-脳内幻想説を検証>について話しました。


1.エベンさんは、臨死体験の内容は脳内幻想ではないと考えた。

2.その考えを検証するために、世界的な神経科医であるエベンさんは、自身の脳が侵された<細菌性髄膜炎>について科学的考察を深めた。

3.その結果、どのような仮説を立てても、彼自身の臨死体験内容と脳内幻想とを結びつけることはできないことを確信した。


そして、次のように語ります。


<私の臨死体験は、すべてが、驚くほどの透徹した光景、意識の明晰さを表しており、それらは脳の高次機能を示唆していたが、その時、現実には高次機能をつかさどる脳の領域は活動不能になっていたのだ>、、、と。


臨死体験以前のエベンさんは、一般の科学者や医師と同様に、臨死体験の内容は脳内幻想であり、それは患者の記憶や想像のたまものだと考えていました。

自分が受け持っていた患者から、そのような話を幾度となく聞いていたが、まともに取り合ったことはなかった、、、口では、<それはすばらしい体験でしたね>と相づちを打ちながら、実際のところは<危機に際して脳が自己防衛的に幻想を生み出したからだ>と独りごちていたと言います。

というのは、それはあらためて考えるまでもなく、彼にとっては科学的観点からみて自明のことだったからです。

ほんとうに、それは科学的に自明のことだったのか?、、、単に自分の思い込みに過ぎなかったのではないか?、、、そのような疑問が思い浮かぶこともなかったのです。


エベンさんは、かっての自分を反省的に振りかえってみました。

<当時の私は、なにかが肉体の死を超えて生き永らえるという考えかたの信憑性を、いっさい受けいれようとしてこなかった、、、私は、疑り深い、骨の髄まで医師の典型というべき人間だった、、、その私が言うのであるから間違いないが、疑り深く見えている人々の大多数は実際のところ、ほんとうの懐疑論者ではない、、、真に疑うのであれば、それを真剣に取り上げて吟味しなくてはならない、、、だが私は、医師の多くと同じように、臨死体験について調べようともしてこなかった、、、そんなことは考えられないということを“知っている”つもりでいたのだった。>



(続く)



** 以上は、2015年12月23日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *

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