スピリチュアルレッスン087 : 死についてのワーク(46) 死後の世界8 − プルーフオブヘブン3
スピリチュアルレッスン087 : 死についてのワーク(46) 死後の世界8 − プルーフオブヘブン3
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前回は、<死後の世界7:プルーフオブヘブン2>について話しました。
1.エベン・アレグザンダーさんは、大腸菌性髄膜炎に罹り、7日間の昏睡状態に陥った。
2.この7日間、エベンさんはこの世から離れて、臨死体験のただ中にいた。
3.臨死体験の最初の世界は、地下の泥のような暗いところでの原初のような意識だった。
4.次に、美しい夢のような光の世界に入った。
5.そこでは、見知らぬ女性が隣に来て、メッセージを伝えてくれた。
6.そのメッセージは、、、<あなたは永遠に深く愛されています><恐れるようなことはなにもありません><あなたのすることには、ひとつも間違いはありません>、、、というものだった。
エベンさんは7日間の昏睡状態に陥り、家族は担当医師から死の宣告を受けましたが、7日目に奇跡的に蘇ります。
回復した当初は、精神の錯乱があり、記憶も途切れ途切れになっていましたが、次第に日常を取りもどしていきました。
正常になるにつれて、エベンさんは昏睡中の臨死体験を思い出し、記録に書き留めました。
同時に、細菌性髄膜炎に罹った当時の自分の脳の状態を細かく分析しました。
エベンさんは、脳神経外科医の世界的権威として知られていました。
ですから、一介の科学者として、自分が体験したことを科学的に解明するのが、自分の責務だと考えたのです。
脳生理学は近年急速に発達した学問分野です。
脳のどの部分がどういう働きを担っているのか、、、詳細な研究成果を生みだしてきました。
にもかかわらず、脳科学の基本的なビジョンは、昔からそれほど変わらないと言って良いのです。
基本的なビジョンというのは、脳物質と意識との関わりかたについてです。
一言で言うと、意識というのは、脳物質の活動によって生じた現象であり、意識自体が独立して存在するわけではないというものです。
エベンさんは、こう言ってます。
「科学者の多く−大部分と言えるかもしれない−は、意識とは物理的過程の副産物であり、重視するには値しないと考えている。
意識を二次的な現象とする見解からさらに踏み込んで、意識は現実には存在しないと考える科学者も少なくない。」
脳生理学の専門家であるエベンさんも、同じように考えていました。
しかし、ふたつの理由から、彼の科学的信条を見直すことを迫られました。
ひとつは、臨死体験時のあまりにも鮮明で鮮やかなな映像と疑いようの無い現実感です。
もうひとつは、極度に衰弱し、ほとんど仮死化したような、当時の脳の状態についての科学的考察です。
(続く)
** 以上は、2015年11月25日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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