スピリチュアルレッスン086 : 死についてのワーク(45) 死後の世界7 − プルーフオブヘブン2
スピリチュアルレッスン086 : 死についてのワーク(45) 死後の世界7 − プルーフオブヘブン2
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前回は、<死後の世界6:プルーフオブヘブン>について話しました。
1.エベン・アレグザンダー著『プルーフオブヘブン』は、自身の臨死体験についてのレポートです。
2.この書は、ユニークなふたつの特徴を持っていました。
3.ひとつは、臨死体験の原因となったのが<細菌性髄膜炎>という脳の病だったことです。
4.ふたつめは、エベンさんが脳神経外科医の世界的権威だという点です。
5.このことから、<臨死体験は脳が生み出した幻想である>という科学者の定説が覆される可能性が出てきました。
エベンさんの臨死体験の発端は、2008年11月10日早朝に襲った突然の激痛でした。
バージニア州のリンチバーグ総合病院の緊急救命室に運び込まれ、この日から7日間昏睡状態に陥ったのです。
原因は、大腸菌性髄膜炎と呼ばれる、発症率が1000万人に一人に満たない稀有な病でした。
多くは、発症後一週間以内に死亡し、命が助かったとしても生涯を植物状態で過ごすことになるケースが多いと言われる。
病室に家族が集められたが、エベンさんは死体のように硬直し、家族からの呼びかけになんの反応もしませんでした。
この7日間は、エベンさんはこの世から離れて、臨死体験のただ中にいました。
どのような体験であったのか、、、エベンさんの文章を要約してみましょう。
臨死体験中の<私>(エベンさん)が最初に気づいたのが、地の下の泥のような暗い世界にいるという意識だった、、、
意識はあるが、記憶も自意識も持たない、、、なにが起きているかは理解できるが、自分がだれなのかがわからない、、、夢のなかの状況に似ていた、、、
肉体の自覚が無く、まるで生命の原初の段階のような感覚、、、しかし、その時には、そういう言葉も浮かばず、こちらの世界に戻ってから記憶をたどって理解できたものだ、、、
どれほどの時間そこにいたのか見当もつかない、、、時間観念がまったくない世界での体験、、、そのことを不思議とも感じず、他の世界と比較することもない、、、
しばらくすると、、、<しばらく>と言っても、それが永遠の時間なのか一瞬なのかもわからない、、、闇のなかから光が現れ、妙なる調べが聞こえてきた、、、
光がこちらに迫ってくると、<私>は上昇し始めた、、、先には眼もくらむようなまばゆい別世界が現れた、、、
眼下には田園風景が広がり、美しい夢のような世界、、、同時に、<リアル>という言葉の持つ語感を1000倍にもしたような現実感覚をともなっていた、、、
そうして飛び続けていると、ふと隣に女性がいることに気づいた、、、
深いブルーの目をしたほお骨の高い、美しい見知らぬ女性だった、、、
私たちふたりの周りには、無数の蝶の群れが舞っていた、、、
女性は、言葉を介さずに<私>に語りかけてきた、、、
それは、次のようなメッセージだ、、、
<あなたは永遠に深く愛されています>
<恐れるようなことはなにもありません>
<あなたのすることには、ひとつも間違いはありません>
その語りかけは、たとえようのない安心感に満ちていた、、、
(続く)
** 以上は、2015年11月18日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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