スピリチュアルレッスン081 : 死についてのワーク(40) 死後の世界2 − EKロス2:死にゆく子どもの絵
スピリチュアルレッスン081 : 死についてのワーク(40) 死後の世界2 − EKロス2:死にゆく子どもの絵
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前回は、<死後の世界:EKロス>について話しました。
1.死後の世界を、EKロスさんは、死に直面した者の慰めになるよう、そして生きるための力となるように語りました。
2.死にゆく子どもたちのひとり、ダギー少年は、ロスさんに質問しました、、、<いのちってなに?><死ってなに?><なぜ、ちいさな子どもが死ななければいけないの?>
3.その質問に対して、ロスさんは、さなぎが蝶に変容する物語を返事にしました。
4.そして、この物語をぬいぐるみ玩具にして、多くの死にゆく子どもたちに、死と死後のビジョンを与えました。
EKロスさんが語る<死後の世界>について、もうすこし続けましょう。
ロスさんは、子どもたちが好きでした。
末期ガンなどで余命いくばくもない10歳前後の子どものケアをいつも最優先に考えていました。
そういう子どもとの初対面の時には、画用紙を与えて好きな絵を描いてと頼むそうです。
こどもが描いた絵を見ると、その子が自分の死を知っているかどうかがわかるからです、、、
たとえば、画用紙の左上のほうに、青い風船が描かれていれば、その子ははっきりと自分の死を認知している、、、ロスさんはそう言うのです。
そのような子どもにとって、共通して気になることがふたつあるそうです。
ひとつは、死んだ先で誰かが待っていてくれるのか、、、先に逝った可愛がっていたペットの犬と会えるのか、、、
もうひとつは、自分の両親が、自分の死を受けいれてくれないために死ねないことだと言います。
ロスさんが言うのには、こうした子どもたちのなかには、びっくりするほど老成したものを感じると、、、
ぼろぼろになった肉体を通して、魂そのものが現れているような感じがするというのですね。
ある子どもは臨死体験をして、すでに亡くなっていた愛犬とそこで会うことができたと、ロスさんに喜んで報告しました。
当時(1970年代)は、まだ<臨死体験>という言葉も流通しておらず、大人たちは自分が臨死体験しても、それは幻覚であると考えて、人に話すこともなかった、、、
しかし、子どもたちは、そうした先入観がなく、自分が体験したことをロスさんに話していたのです。
(続く)
** 以上は、2015年10月14日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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