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スピリチュアルレッスン075 : 死についてのワーク(34)  グリーフワー5 - 天使

スピリチュアルレッスン075 : 死についてのワーク(34)  グリーフワー5 - 天使
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前回は、<グリーフワーク:涙>について話しました。


1.涙をこらえて泣くのを我慢するよりも、涙を流して泣いたほうが良い、、、涙はもっとも効果のある癒しの方法のひとつだ。

2.人前では泣いてはいけない、、、取り乱して他人に不快な思いをさせてはならない、、、このような社会的かつ心理的な抑制が、心の中で自動的に働き、涙を人為的に止める。

3.人為的に止められた涙は、内向して鬱屈に向かい、ひずみのようなものとなって隠れてしまう。

4.短時間でも、泣きたい時に泣くようにすると、悲しみは鬱屈しないで解消される。

5.涙は人生のシンボルであり、すばらしい治癒の贈りものだ、、、あなたに代わって誰かが泣くことはできない、、、あなた自身が泣き、涙を流さなければならない。



今回は、<天使>について、、、


臨終が近くなると、天使が迎えに来ると言う。

天使を見ることができると、死の恐怖が遠ざかる。

天使は、先に逝った近親者の姿で現れることもある。

医師は、その幻覚を良くない兆候だとみなす(死の世界に足を踏み入れているから)。

しかし、宗教者は、スピリチュアルな見地からは良い兆候だと考える。

天使との出会いは、幼児の時以来だ、、、長い間忘れていた存在、、、人生最後の時にまた付き添ってくれているのだ。


さて、死に逝く者と同様に、遺された者にも天使がなぐさめに訪れてくれるのだろうか、、、


<永遠の別れ>のなかで、ロスさんは、こんなエピソードを伝えている。

突然、夫がゴルフコースのグリーンの上で心臓発作を起こして亡くなった。

たった一人で、他に誰もいなかったそうだ。

夫がゴルフ場のようなところで誰にも看取られないで逝ってしまったことに、妻は納得できない後悔に似た感情に引きずられていた。

ある日、彼女は夫の友人から、<生前、ご主人は、仕事を引退すれば、僕はゴルフ天国さと言ってましたよ>と、話すのを聞いた。

<ゴルフ天国ってどういう意味?>と彼女がたずねると、<ご主人は、たぶん、なによりもゴルフが好きで、ゴルフ場に行くと天国にいるような気分になるという意味じゃないかな>と彼は答えた。

妻は、この話を聞いて、彼が夫のメッセージを伝えに来てくれた天使ではないかと感じた。

彼の伝えた言葉のおかげで、彼女はそれまで引きずっていた感情のしこりが消えて、ようやく気持ちの整理をすることができたと言う。

必要な時に天使はひそかに訪れている、、、天使はツバサを持っているとは限らない、、、そして、私もあなたも知らずして天使の役割を託されていることもあるのだ、、、



(続く)



** 以上は、2015年8月26日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *

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