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スピリチュアルレッスン065  :  死についてのワーク(24)  死の受容のプロセス5 段階2:怒り2

スピリチュアルレッスン065  :  死についてのワーク(24)  死の受容のプロセス5 段階2:怒り2
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前回は、死についてのワーク<死の受容のプロセスー怒り>を取りあげました。


EKロスさんの<死の受容のプロセス:5段階説>

段階(1) 否認
段階(2) 怒り
段階(3) 取引
段階(4) 抑うつ
段階(5) 受容


段階(2)の怒りについて、、、


段階(1)の否認に続いて、怒りが出てきます。

自分が強いられた現実の<理不尽さ>に我慢できない、、、

なぜ、<わたし>がこんな目に会わなければならないのか、、、

善良で無実な自分だけが死刑宣告を受け、周囲と隔絶された透明な牢獄に閉じ込められたような感覚に陥る、、、

その怒りは、あらゆる方向へと向けられ、あたりかまわず周囲に投射される、、、

家族や医療スタッフにとって対応が難しくなり、足が遠のくようになる、、、

患者は、家族からも医療スタッフからも見捨てられたように感じ、孤独になり、絶望からますます怒りが増していく、、、

、、、と話しました。



さて、今日は、この<怒り>の続きです。


<怒り>は、神にも向けられます。

普段は敬虔な信仰者が、驚くような神への怒りを吐露することもあります。

毎週欠かさず教会で祈りを捧げたのに、、、家中の神棚や仏壇に供物を欠かさなかったのに、、、慈善活動に力を尽くし陰徳も積んだのに、、、なぜ神はこんな仕打ちをするのか、、、と。

この段階、、、患者の怒りは、特定の誰かや何かに向けられたものでないことを理解することが大切です。

患者は、自分が忘れられていないことを確かめるように、、、声を上げて叫ぶ、、、要求する、、、不平を言い、、、注目を引こうとするのです。

私は生きている、、、忘れないでくれ、、、私の声を聞いて欲しい、、、まだ死んでいない、、、と。


特に、以前は組織内で権力を持っていた専制的な傾向のある人は、本人自身も周囲も対処するのがとりわけ難しい、、、環境変化に順応できず、自尊心を満足させられないから、自分でどうしてよいのかわからない、、、

また、怒りの中には、往々にして幼児期のトラウマが浸入してくる、、、本人は自覚しないまま、それが怒りに燃料を与えていることがある、、、


ですから、その怒りに対して批判したり無視したりすると、火に油を注ぐことになる、、、そうではなく、耳を傾ける、、、すると、怒りは和らぐ、、、患者は自分を取りもどす、、、

大切にされ、理解され、気にかけてもらえる患者は、声を荒げて怒ってなにかを要求することがなくなります。


しかし、どんな場合でも、怒りは十分に感じられたほうが良いのです。

怒りをリアルに感じれば感じるほど、怒りを完結させることができ、怒りは消え始めます。

友人の慰め、励まし、同情、、、そういうものを受け取っても、、、<あなたにわたしのなにがわかるの>、、、<あなたもその時になったら私の苦しみがわかるわ>、、、という怒りが心の中に生じます。


怒りを感じるだけ感じることの重要性を自覚して、中途半端な慰めによってそれを頓挫させてはならない、、、また怒っている自分を他者に批判させてはならない、、、怒る自分にたいする自己批判もすべきではない、、、

それが、この段階での重要なポイントだと、、、EKロスさんは語っています。



大久保忠男



** 以上は、2015年6月10日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *

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