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スピリチュアルレッスン062  :  死についてのワーク(21)  死の受容のプロセス -2

スピリチュアルレッスン062  :  死についてのワーク(21)  死の受容のプロセス -2
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前回は、死についてのワーク<第10回:死の受容のプロセス>について話しました。


ターミナルケアのオーソリティであるEKロスさんは、死の間際の多くの患者をケアする活動の中から、次のような<死の受容のプロセス:5段階説>をまとめ、余命宣告された本人や家族、そして医療に携わる人々のための指針としました。


段階(1) 否認
段階(2) 怒り
段階(3) 取引
段階(4) 抑うつ
段階(5) 受容


余命宣告されると、まず最初に、段階(1)の<否認>という態度をとります。

その事実を認めざる終えなくなると、2番目の<怒り>の段階に入ります。

怒りの次には、段階(3)の<取引>へと移ります。

(神様との)取引をあきらめると、段階(4)の<抑うつ>状態に入り、繭をくるむように、自分の中に沈潜します。

そして、最後の段階(5)の<受容>では、死を受け入れ、自分をあけわたし、すべてを受容します。

そのようなプロセスを経て、死の受容にいたる、、、と。


しかし、このプロセスは一般的なモデルであって、すべてが機械的にこのような段階を順序だって踏むわけではない、とロスさんは言います。

段階(4)の抑うつから、段階(2)の怒りに戻ることもあれば、段階(1)の否認と段階(2)の取引が同時に起こっていることもあります。

<死の受容のプロセス>も、人それぞれ異なっているというのです。

いわば、この5つの標識が、余命宣告から死までのロードマップを描いているのですが、道順はいくつもあり、近道も遠回りも往復運動も見られるわけです。


これから、5つの段階をひとつづつ取り上げて、シミュレーションしてみましょう。

今までは、具体的なワークを通じて(永久の別れの手紙を書くなどの)、余命宣告から死までのプロセスを疑似体験してきましたが、今回からは、このような<受容のプロセス>の観点からみてみましょう。

実は、この5段階の受容プロセスは、自分の死に限らず、幼いころから何度も経験してきたことなのです。

自分の要求を聞いてもらえず、あきらめなくてはならなかった体験、、、親しい友との別れ、、、大事にしていたものを失う、、、突然の失業、、、病気や怪我、、、その他の理不尽な体験、、、などなど。

そうした小さな喪失のたびに、5段階プロセスを短かな時間で無意識のうちに通り過ぎていたのですね。

これを意識化できるようになると、自分が今どこにいるのかがわかるようになり、自分や周りを許容することが可能になります。

ゆったり呼吸ができる空間が生まれ、いくばくか心身が楽になり、生きやすくなる、、、そういうコツを身につけましょう。


次回は、段階(1)の否認を扱います。



大久保忠男



** 以上は、2015年5月20日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *

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