スピリチュアルレッスン053 : 死についてのワーク(12) Rパウシュ<最後の講義>
スピリチュアルレッスン053 : 死についてのワーク(12) Rパウシュ<最後の講義>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前回は、死についてのワーク <一度死んでみよう、余命6ヶ月> シミュレーションプログラムの <したいことリストのワーク> でした。
<したいことリスト>を作成する作業について話しました。
死期を前にして、切実に感じる<したいこと>をリストアップし、優先順位の上位10個について、具体的な内容を書く、、、
仕事が忙しくてできなかった、旅行や趣味のたぐい、、、
これまでの人生を総括する自分史をつくる、、、
長く忘れていた故郷に帰る、、、
心残りになっている人に会う、、、etc.、
今回は、<したいことリスト>の作業の続きです。
<したいことリスト>で、誰もが一番にあげるのが、家族との時間、愛する人との時間を大切にすることでしょう。
家族と旅行する、、、愛する人と食事する、、、一緒に音楽や映画を楽しむ、、、
自分と家族との写真を整理して、アルバムづくりをする、、、そうやって家族の歴史を残す、、、
遺された家族が困らないように、エンディングノートをつくる、、、
・・・ → スピリチュアルレッスン045
そのような作業をしながら、家族への愛をこめる、、、ありがとうの感謝を伝える、、、
もし、子供がいて、まだ小さければ、生きるうえでのアドバイスを遺したいと思うでしょう。
カーネギーメロン大学教授ランディ・パウシュさんの場合もそうでした。
Rパウシュさんは、2007年にカーネギーメロン大学講堂で、死の直前に、<最後の講義>を行いました。
この内容は本になり、当時、全米でベストセラーになりました。
日本でもDVD付きで翻訳出版され、話題になりましたので、覚えている方も多いでしょう。
とても参考になる内容なので、この講義のさわりの部分を紹介しましょう、、、
講義のタイトルは、<子供のころからの夢を本当に実現するために> ---
<私の肝臓には約10個の腫瘍があり、医者から私の余命は3〜6ヶ月程度だと宣告されました、、、それが約1ヶ月前のことです、、、>というセリフから、話がはじまります。
Rパウシュさんが幼いころにいだいた夢の数々、、、無重力を体験する、、、NFLの選手になる、、、ディズニーのイマジニアになる、、、スタートレックのカーク船長になる、、、ワールドブック百科事典の記事を書く、、、遊園地のゲームで巨大なぬいぐるみを手に入れる、、、etc.、
これらの夢(いくつかを除いて)をあきらめないで、どのように実現していったかを語ります。
そして、最後に、次のように結びます。
<今日の私のこの講義には“隠された目的”があります、、、気付きましたか?、、、 この話はみなさんに向けたものではありません、、、この話は私の子供たちに宛てたものなのです、、、>
Rパウシュさんには、3人の幼い子供がいたのです。
その子供たちのために、<最後の講義>という形で、Rパウシュさんはメッセージを遺したのです。
大久保忠男
** 以上は、2015年3月11日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
** ニューズレター最新版の配信をご希望の方は、こちらからご登録ください
→
http://www.watashi-kigyou.com/mailmagazine.php