スピリチュアルレッスン052 : 死についてのワーク(11) したいことリストのワーク
スピリチュアルレッスン052 : 死についてのワーク(11) したいことリストのワーク
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前回は、死についてのワーク <一度死んでみよう、余命6ヶ月> シミュレーションプログラムの <したいことリスト> でした。
死を目前にして後悔することのひとつは、<したいこと>をしなかったこと、、、
死が宣告されて、はじめて、自分の生を生きようと思いはじめる、、、
すると、今まで大事だと思っていたことが色褪せ、どうでもいいことのように思えてくる、、、
反対に、ささいななんでもないことが、大切なことに感じられてくる、、、
これまでは、いつも、より良い<明日>のために、今日を生きてきたけれど、、、
<明日の幻想>が<死>によって消されると、<今日のリアリティ>が自分を包むようになる、、、
今回は、<したいことリスト>のワークを実践しましょう。
まず、死期を前にして、切実に感じる<したいこと>をリストアップします。
思いつくままに、すべて書き出してみてください。
書き出したら、優先順位をつけます。
そして、優先順位の上位10個について、具体的にどのようにしたいのか、個々のケースごとに書きます。
今まで仕事ばかりしてきたと考える人は、余裕ができたらやりたいと思っていたことが次々と浮かんでくるでしょう、、、
仕事人生で終わってしまうのは空しい、、、もっと人生を楽しみたい、、、と。
・各地の温泉めぐりをしたい、、、
・古代遺跡に興味があったので、ピラミッド遺跡やマヤ遺跡などを訪れたい、、、
・四国八十八箇所巡礼や欧州サンディヤゴ巡礼路を歩きたい、、、
、、、など、したいことの上位に<旅行>をあげる人は多いですね、、、
・若いころに好きだった絵や音楽に、もう一度親しみたい、、、
・以前からやってみたかった陶芸を体験したい、、、
、、、など、<趣味>関連もよく出てきます。
末期がんを宣告された登山好きな人が、医師の反対を押し切って、念願だったヒマラヤ登山を目指したというケースが、昔ニュースになったことがあります。
その結果かどうか、大幅に延命したそうですが、たとえ病状が悪化したとしても、本人は本望だったでしょう。
<死>によって、<明日>が消されると、意識が過去に向かいます。
自分の過去をふりかえる、、、人生を総括しようとする、、、そして、それを形にして残したいと思います、、、
自分はどんなふうに生きてきたのか、、、意味のある人生だったのか、、、誰かの役にたてたのか、、、
そういう問いかけに対し、自分で納得できる形にして答えたい、、、、
<自分史>をつくる、、、というのは、そのひとつの方法でしょう。
長年、故郷から遠く離れて暮らしていた人は、<帰郷>への想いが募るかもしれません。
<会いたい人に会う>、、、というのもあるでしょう。
昔親しかった友人、別れた恋人、お世話になった恩人、疎遠になっている肉親、謝罪したいと思っている知人、、、などなど、、、
、、、なんらかの心残りになっている人に会って、心を整理したい、、、と。
次回も、、、<したいことリスト>ワークを続けます。
大久保忠男
** 以上は、2015年3月4日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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