スピリチュアルレッスン051 : 死についてのワーク(10) したいことリスト
スピリチュアルレッスン051 : 死についてのワーク(10) したいことリスト
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前回は、死についてのワーク <一度死んでみよう、余命6ヶ月> シミュレーションプログラムの <許しのワーク2> でした。
過去に誰かを<傷つけた>記憶を引きだし、<罪悪感>にうずいていたトラウマを解消することを話しました。
今回は、<したいことリスト> について、、、
余命6ヶ月となったら、あなたが本当に<したいこと>は何でしょうか?
今夜寝る前に、静かな時間をとって、自分にそう問いかけてみてください。
おそらく、さまざまな想いが走馬灯のように行きかうでしょう。
・休暇をとって、家族や恋人と海外旅行に出かけよう、、、
・若い時に好きだった絵をもう一度描きたい、、、
・将来は田舎で暮らしたいと思っていた、、、
・好きな人に想いを伝えたい、、、
etc.、
死にいく者が後悔することのひとつは、<したいこと>をしなかったことです。
今忙しいから、、、時間ができたら、、、もっと大事なことがあるから、、、
いつも、したいことよりも、しなければならないことが多くあって、、、したいことはいつでもできるから、後回しにしていた、、、
、、、というような言い訳をしていませんか、、、
<限りある命>という言葉は、頭ではわかっていても、たいていは忘れているので、したいことは遠い風景のひとつとなってしまう、、、
でも、残り半年の命しかないとわかれば、<したいことの風景>は、眼前に迫り、切実なものになる、、、
死が宣告されて、はじめて、自分の生を生きようと思いはじめる、、、
それまでは、なんとなく、自分のようでもあり、他人のようでもある、漠然とした人生を生きていた、、、
残り半年しか残されていないことを自覚すると、子供の時から今までやりたいと思っていたことが怒涛のようによみがえってくる、、、
しかし、もはや、それらをやり直す時間もすべ(術)も持たない、、、
後悔とともに、これまでの日々の生活が、次第に夢のように希薄になり、現実感を喪っていく、、、
今まで大事だと思っていたことが色褪せ、どうでもいいことになる、、、
・成功すること
・裕福になること
・出世すること
・世間的な名声を得ること
・人からちやほやされること
、、、etc.、
反対に、ささいななんでもないことが大切なこととして浮かび上がってくる、、、
・身近な人の笑顔
・人の役に立ち、喜んでもらえること
・小さな思いやりを受けること
・早朝の小鳥のさえずり、海の微風、夕陽の輝き、窓を流れる雨粒などの五感を通じた世界の素晴らしさを感じること
、、、etc.、
これまでは、、、いつも、より良い<明日>のために、今日を生きていた、、、
<今日>は、より良い明日のための準備に過ぎなかった、、、
<明日の幻想>が<死>によって消されると、<今日>が、その本来の姿を見せる、、、
<明日>に代わって、<今日のリアリティ>が自分を包む、、、
つまり、、、夢から目覚める、、、
それを、このワークで疑似体験しましょう。
次回は、<したいことリスト>のワークを実践します。
大久保忠男
** 以上は、2015年2月25日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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