スピリチュアルレッスン046 : 死のワーク(6) 別れの手紙
スピリチュアルレッスン046 : 死のワーク(6) 別れの手紙
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前回は、<一度死んでみよう、余命6ヶ月>シミュレーションプログラムの『第3回:生活実務/エンディングノート』の話をしました。
今回は、『第4回:別れの手紙』を取り上げます。
私たちは、未来に対して、計画を立てます。
マイホームを建てる計画、、、海外旅行に行く計画、、、新たなキャリアをはじめる計画、、、定年退職後の計画、、、
でも、人生最大のイベントである死だけは、前もって計画することができない、、、
たいていは、死は突然訪れます。
人生のあらゆる計画は、過去からの継続です。
しかし、死は、切断です。
人生を切断し、この世と自分とを分断します。
あの世があってもなくても、死によって、この世のすべてと別れます。
愛する家族との別れ、、、親しい友人との別れ、、、かわいがっていたペットとの別れ、、、丹念に育てた植木や花壇との別れ、、、故郷との別れ、、、
これらとの永久(とわ)の別れという思いが、死にゆく<わたし>を苦しめます。
最初に、悲しみが訪れ、次に、後悔が訪れ、最後に、感謝が訪れます。
この<別れ>を疑似体験します。
どのようにして、、、?
<別れの手紙>を書くのです。
いつものノートを用意してください。
新しい頁を開いて、トップに<永久(とわ)の別れの手紙>と書いてください。
そして、手紙の宛先の名前を書きます。
○○へ、、、と。
この○○には、愛する家族の名前を入れます。
伴侶、子供たち、両親、祖父母、、、
まず、ひとりを選んでください。
その名前を書きます。
そして、その人との永久の別れの手紙をしたためます。
様式も内容も決まっていません。
好きなように書き綴ってください。
出だしの言葉は、なかなか出てこないかもしれませんね。
書こうと努力しないで、まずは思い出してみてください。
その人との想い出を、、、
心に浮かんできた、その想い出を自由に遊ばせてください。
その想い出を遊ばせながら、その人に語りかけてみてください。
そうすると、無理なく言葉が流れ出てくるはずです。
それを、そのまま書いていってください。
想い出を確認しながら、湧きあがってくる思いを言葉にしてください。
そうしていくと、いろいろな気づきが生まれてきます。
この時、どうしてこうしなかったのだろう、、、とか、自分はいったいなにをしていたのか、、、など、気づきの多くは、後悔の念に結びついて現れてきます。
そして、最後は、感謝の思いが奔出します。
感謝の思いを綴っていくうちに、その人が、自分にとって光り輝く天使のように見えてきます。
<永久の別れの手紙>は、一挙に書くのは難しいでしょう。
すこしづづ、書き溜めていってください。
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次回に続く。
大久保忠男
** 以上は、2014年9月17日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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