スピリチュアルレッスン040 : 一度死んでみよう、余命6か月シミュレーション
スピリチュアルレッスン040 : 一度死んでみよう、余命6か月シミュレーション
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前回は、<死の準備教育プログラム>を話しました。
アルフォンスデーケンさんやEKロスさんたちの<死の準備教育>を参考にして、私自身が作成・実践しているのが、<一度死んでみよう、余命6か月>という、シミュレーションプログラムです。
今日は、このプログラムの概要についてです。
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<一度死んでみよう、余命6か月>シミュレーションプログラム
(概要)
毎月2回x6か月間=全12回の構成です。
末期がん余命6ヶ月の仮定を前提として、12回にわたるシミュレーションを行います。
具体的には、下記の内容から成ります。
『第1回:オリエンテーション』
なぜ、このプログラムをを実践するのか、、、
プログラムの実践を通じて、何がどう変わるのか、、、
それを、確認します。
『第2回:医療 & QOL(クォリティオブライフ)』
<医療処置確認シートの作成>
医療的な選択を自己決定するための準備です。
基本的にどのような医療を望むのかを整理します。
(延命処置の可否など)
<QOLの確認シートの作成>
ホスピス、在宅医療、代替療法、食事、その他。
医療と両立する療養生活についての選択を自己決定するためのもの。
『第3回:生活実務』
一般に市販されているエンディングノートが取りあげている項目と同じです。
棚卸(資産状況:預金、保険、不動産証書、証券証書など)
遺言(遺産相続、形見分けなど)
葬儀(告知リスト、形態など)
リヴィングウイル、、、etc.,
『第4回:別れの手紙を書く』
愛する家族へ、、、
最後にお礼を伝えたい肉親・知人・友人へ、、、
傷つけられ許せなかった相手に、、、
自分が傷つけ許してほしいと思っている相手にも、、、
心残りになっている人たち、ひとりひとりに、、、
最後の別れの手紙を書きます。
『第5回:したいことリストを作る』
死ぬまでにしたいことはなにか、、、
今していることでしなくても良いことはなにか、、、
、、についてのリストをつくります。
習慣的な日常生活の価値を見直します
『第6回:最後の1日』
今日が、最後の1日であるかのように過ごします。
最期にそばにいてほしい人と、最期のひと時をともにし、その人に<ありがとう>と言います。
『第7回:遺影写真』
自分の遺影写真をつくります。
それを、机上に置き、自分自身に別れを告げます。
『第8回:死後の総括(審問)』
自分が死んだあと、審問官(閻魔大王?)からの査問を受けます。
自分の人生をみなおします。
『第9回:再び生まれる』
自分が、どういう人間になりたいか、、、どういう人間でありたいかについて、、、意識的になります。
自分の人生に対する真の希望を見出したら、彼岸から此岸に帰還します。
『第10回:5段階の心理プロセス』
EKロスさんの5段階の心理プロセスを理解します。
人生の究極の課題を自己学習します。
『第11回:死後の世界』
シュタイナーをはじめとする死後の世界観を学び、死についての認識を転換します。
『第12回:まとめ』
半年にわたる、末期の疑似体験について、自分の死生観などがどのように変化したか、、、
また、今後も意識トレーニングを継続していく方法などを整理します。
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次回に続く。
大久保忠男
** 以上は、2014年7月30日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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