スピリチュアルレッスン039 : 死の準備教育プログラム
スピリチュアルレッスン039 : 死の準備教育プログラム
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前回は、<死についてのワーク>を話しました。
アニータさんのような現実体験が無くとも、疑似体験を積み重ねることによって、同様の境地に近づき、認識を共有できるようになる、、、
その疑似体験を得るための<死のワーク>は、古代から多くの教えがあるが、現代社会に生きる私たちにとっては、親しみのないものになってしまった、、、
戦後日本社会で、一般になじみやすい形で、<死のワーク>を最初に体系化したのは、アルフォンスデーケンさんだ、、、
デーケンさんの先駆的な業績に続いて、さまざまな啓発書が出た、、、
私(大久保)自身も、20年ほど前から、デーケンさんやEKロスさんなどを参考にしながら、自分自身のための<死の準備教育>プログラムを実践している、、、
、、、などを話しました。
今日は、私が実践しているプログラムの一部を紹介し、それから、実践的なワークへとつなげていこうと思います。
このプログラムの名称は、、、<一度死んでみよう:わたしの余命は6か月>シミュレーションプログラム。
6ヶ月後には自分は死ぬと仮定して、それまでの期間に、死ぬための準備をするというものです。
毎月2回、つまり、6か月間で全12回にわたって、死のための準備のワークをします。
準備というのは、実際的な面と精神的な面です。
実際的な面というのは、最近では、エンディングノートに記載されているような事項です。
遺言状や資産整理、葬儀のことなどです。
精神的な面というのは、人生を振りかえったり、感情の整理をしたり、人間関係を見直したり、死についての理解を深めたり、といったことです。
ここでは、主に、精神的な面を取り上げる予定です。
では、これから、プログラムのさわりの部分を紹介しながら、いくつかのワークをやってみたいと思います。
最初に、下記の<前置き>を読んでください。
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<一度死んでみよう:わたしの余命は6か月> シミュレーションプログラムの教室へ、ようこそ、、、
あなたは、余命6ヶ月間の命となりました。
これからの6ヶ月間、人生の最後の終末期を疑似体験します。
かっての卒業式は、それまでの学業生活を終了し、あらたな社会人生活を迎えるときでした。
会社定年退職は、それまでの会社人生活を終了し、第二の人生を迎えるときでした。
今回のこの6ヶ月間は、これまでの人生のすべてと、これまでのすべての人との関わりの終結に向けて準備をし、あらたな世界を迎えるときです。
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次回に続く。
大久保忠男
** 以上は、2014年7月23日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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