スピリチュアルレッスン033 : 臨死体験
スピリチュアルレッスン033 : 臨死体験
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前回は、<死の危機に直面>について話しました。
<死>は、<わたし>にとって観念に過ぎないこと、、、
しかし、この<死>の観念が、<わたし>を目覚めさせ、ポジティブな力を生みだす場合があること、、、
一例として、ある商社マンが、死の危機に直面したとき、彼の思考、感覚、感情がすべて溶解し、劇的な変化を体験したこと、、、
、、、などです。
さて、死の危機に直面した時に、劇的な変容をとげるというこの事例に、よく似た体験が他でもあります。
それは、<臨死体験>です。
今生から離れて、生と死の中間地点へ向い、此岸から彼岸をかいま見るというもの。
臨死体験自体は、むかしからいろいろ伝えられてきましたが、戦後、Rムーディ、EKロス、Mセイボム、Kリングさんたちの先駆的研究を皮切りに、この40年間ほどで、数え切れないほどの事例が発表されてきました。
それらの体験に科学的信憑性があるのかどうかは、科学者の間でも意見が分かれますが、大切なことは、体験した当の本人が、どのように感じ、それをどのように信じたのかということです。
多くの事例に共通しているのが、臨死体験をした人たちは、それをポジティブにとらえ、その後の人生の転機になったことです。
臨死体験は、光の体験として語られることが多いですね。
また、死者との遭遇も報告されています。
そういう体験をつうじて、次のような、ポジティブな信条と感覚が生まれてくるようです。
死への恐れがやわらいだこと、、、今までの生きかたを見直す契機になったこと、、、生への感動が多くなったこと、、、時間を大切にするようになったこと、、、家族や友人への愛情が深まったこと、、、etc.,
合理的信憑性を追求したい科学者が、臨死体験を科学的な観点から、どのように評価しようとも、そういうこととは別に、当人たちは、このように、かけがえのない体験だと感じているのです。
それが一番大切なポイントです。
大久保忠男
** 以上は、2014年6月11日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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