スピリチュアルレッスン025 : 不安
スピリチュアルレッスン025 : 不安
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前回は、<ネガティブ思考&感情>について話しました。
私たちは、日々、さまざまなネガティブ思考・感情に見舞われていること、、、
それらに抵抗すると、相手の力が強くなること、、、
対処の方法は、2種類あること、、、
ひとつは個々の思考や感情が生まれるごとに、次の3つのステップを実践すること、、、
1.見つめ、聞く
2.味わい、表現する
3.去らせる
もうひとつは、ネガティブ思考・感情の根幹にある<不安>を見極めて、それを馴致すること、、、
、、、などを話しました。
今日は、<不安>について話します。
<不安>というのは、不気味なものです。
例えば寝床で横になっているとき、、、穏やかな日差しのもとでぼんやりしているとき、、、そういう平和なときに、格別理由の無い<不安>に不意に襲われると、、、<不安>は、いっそう不気味に感じます。
どんなに平和で幸せな日々でも、いつでもどこでも、見ようとすると、<不安>が影にひそんでいるように感じます。
具体的な形で迫ってくる心配や恐怖は、具体的な対応方法を考えることができます。
しかし、この<不安>は、得体がしれないので、対応方法がわからない、、、だから、よけいに不安になる。
心の奥深くに棲んでおり、すべてのネガティブ思考&感情に、エネルギーを与え続けています。
目先の具体的な<心配・怖れ>が去っても、この根源的な<不安>は消えることはありません。
例えば、経済的な不安を抱えていた者が、成功して裕福になり、その不安が無くなるかと思った途端、、、
今度は、別の不安が生まれる、、、
手に入れた資産を失うかもしれないという不安が、、、
根源的な<不安>は、次々と姿を変えて、ブラックホールのように底知れない闇へと誘う、、、
<不安>は、すべてのネガティブ思考・感情の親分のようなものです。
親分とコミュニケーションできるようになると、子分とも付き合いやすくなります。
ですから、まず、この<不安>の正体を見ることにしましょう。
先に結論を言ってしまうと、<不安>の正体は、次の4つのものから成り立っています。
ひとつめは、<適者生存>です。
ふたつめは、<身体メカニズム>です。
みっつめは、<種としてのトラウマ>です。
よっつめは、<死>です。
この4つは、日常生活ではまれにしか意識されません。
主に意識下で強く働いています。
次回は、<適者生存>について話します。
大久保忠男
** 以上は、2014年3月19日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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