スピリチュアルレッスン017 : 感謝
前回、<在りかたを選ぶ>について話しました。
なにかをすることによって<幸せ>になる、、、という考えは、一種の世間的信仰であること、、、
<幸せ>は、<できごと>に対する反応(リアクション)ではなく、意識的な<選択>であること、、、
幸せに<なる>のではなく、幸せで<ある>こと、、、
<する→持つ→在る>を<在る→する→持つ>にプロセス転換すること、、、
<在りかた>を意識的に<選択>することが、自分自身の現実を創造する重要な一歩となること、、、
、、、などです。
今日は、<幸せで在る>ことを選択する際、それを助けてくれる<感謝>について話します。
なんらかの努力の結果ではなく、またどのような条件もつけないで、<幸せで在る>ことを選ぶ、、、
それができれば、人生が変わります。
もちろん、簡単ではないかもしれません。
実際問題、現実のあれこれの状況がきつくなると、<在りかたの選択>など、どこかへぶっとんでしまって、これまでのネガティブリアクションに陥ってしまいます。
言うは易し、行なうは難し、、、ですね。
これ(行なう)を易しくしてくれるのが、<感謝>です。
<幸せ>の<できごと>が舞い込んでくると、思わず<感謝>の念が湧いてくるでしょう。
事業が成功したとき、、、
自分が認められたとき、、、
恋が成就したとき、、、
困難を克服したとき、、、
平和で穏やかなひととき、、、
自然の崇高さに心うたれたとき、、、
このような時、思わず「神さま、ありがとう!」と言いたくなるでしょう、、、神さまだけでなく、すべてに対して、感謝の念が湧いてくるのは、あなたの願望とあなたの在りかたが一致しているからです。
感謝は<在りかた>の受容だからです。
<幸せで在る>ことに全面的に一体化しているからです。
そこには、現実への<抵抗>がなく、<不安>と<恐怖>が介在していないからです。
しかし、<幸せ>が<できごと>として現れてくれないと、<感謝>できないのでしょうか、、、
そんなことはありませんね。
これからは、<幸せ>が<できごと>として現れる前に、<感謝>することにしましょう。
なによりもまず<幸せで在る>ことを選び、そのことに<感謝>しましょう。
そうすると、<幸せ>をもたらす<できごと>が特別なものではなく、今までそう見えなかった無数の<できごと>にも、<幸せ>の種子を見ることができるようになります。
目が見えること、耳が聞こえること、歩けること、、、
心臓や肺が休みなく働いてくれていること、、、
ご飯が食べれること、家族がいること、友人と話ができること、、、
仕事ができること、住む家があること、電気が使えること、、、
蛇口をひねれば水や湯が出ること、電車が動いていること、、、
犬猫の愛らしさ、ベランダの鉢植えの花、青い空、白い雲、、、
木々の緑、陽の光、、、etc.,etc.,
<感謝>の眼鏡をかけてみると、世界は<幸せ>の種子に満ちています。
<感謝>は、あなたが<在りかた>を選ぶのを助けてくれるのです。
次回は、<感謝の実践>について、具体的なあれこれを話します。
大久保忠男
** 以上は、2014年1月29日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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