スピリチュアルレッスン014 : アファメーション
前回は、<言葉の力>について話しました。
わたしたちは、無意識のうちに、言葉の支配下におかれていること、、、
言葉は、単なる記号ではなく、心の在りかたを決める力を持っていること、、、
他人を批判したり傷つけたりする言葉は、同時に自分の心を批判し傷つけていること、、、
言葉の力を使うことができるためには、自分が使う言葉に意識的になること、、、
etc.、
今日は、この言葉の力を使いこなすための一歩として、
<アファメーション>について話します。
アファメーションを実践している人は、あまりいないようですが、
言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
アファメーションは、、、
言葉による心のトレーニングです。
<誓願>の言葉であったり、<祈り>の言葉であったり、<感謝>の言葉であったりします。
実践方法の手順を見てみましょう。
1.まず、アファメーションの内容(テキスト)を作成します。
自分の心を強く鼓吹(励ま)してくれる言葉を選択します。
2.それを何度も読み、暗唱します。
3.暗唱文を毎日、頭の中で繰り返します。
歩いている時、電車の中で、カフェで一服している時、などなど
ちょっとした空き時間に数分間でOK
4.時々、暗唱文を見直して、修正したり追記したりして、
より良く自分にフィットしたものに改善していきます。
5.一月もすると、歩き始めた途端に、無意識に暗唱文がすらすらと
頭の中で聞えてくるようになります。
アファメーションのテキストは、人によってさまざまですが、
参考になる文章をいくつか挙げておきましょう。
<強い意志>を感じたい人は、<誓願>の文章がいいでしょう。
自分はこうなりたい、、、こうありたい、、、というものです。
「わたしは起業家になります。わたしには起業家になるための素質がすべて備わっています。
不足している能力は身につけていきます。そのための最大限の努力をします、、、、云々」
<感謝>の文章の一例をあげましょう。
「今日一日の平和と幸せに感謝します。家族の愛に感謝します。
多くのステキな魂との出会いに感謝します。
今まで生きてきた体験のすべてに感謝します。
自分の身体に感謝します、、、、云々。」
最初は、200字から400字ほどの短いテキストから始めると良いでしょう。
日々実践しているうちに、新たな言葉が浮かんでくるので、
テキストを修正・追記していきます。
アファメーション・テキストの内容は、人によってさまざまです。
時間をかけて、自分に合ったものに仕上げていってください。
オグマンディーノ著『地上最強の商人』には、
アファメーションの力を感じさせる言葉が凝縮しています。
一節を紹介しますので、<感じ>を汲みとってください。
「わたしは、あたかも最後の日であるかのように、今日一日を過ごす。
今日なすべきことは、今日果たす。
今日、まだ幼い子どもたちをいつくしむ。
明日は、彼らはいなくなり、わたしもいなくなる。
今日、わたしは甘いキスを浴びせて、妻をいつくしむ。
明日、彼女はいなくなり、わたしもいなくなる。
今日、わたしは困っている友人に助力を与える。
明日は、彼はもはや助けを求めて叫ぶことなく、叫んだところでわたしには聞えない。
今日、わたしは一身を犠牲にして働く。
明日は、わたしが与えうるものは何ひとつなく、また受ける者もいない。
わたしは、あたかも最後の日であるかのように、今日一日を過ごす。
そして、これがほんとうに最後の日であるなら、今日はわたしにとって最大の記念碑になる。
今日を、わたしは、人生で最良の日にする。
今日のこの一日を、わたしは一分も余さず飲み干す。
その味わいを楽しみ、感謝する。
最後の一日は最良の一日でなければならない。
わたしは、あたかも最後の一日であるかのように、今日一日を過ごす。
そして、最後の日でなかったら、心から感謝する、、、」
前回と今回は、言葉について話しました。
言葉を現実化するのは、<行動>です。
次回スピリチュアルレッスンは、<行動についての誤解>について話します。
大久保忠男
** 以上は、2013年12月25日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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