スピリチュアルレッスン010 : 思考を変える
前回は、<イメトレのコツ>について話しました。
要求したり期待したり祈願したりすると、その裏側で、欠如が強調される、、、そのために、望まぬ結果に引き寄せられる、、、
そうではなく、イメージを実感すること、、、それを五感で感じること、、、力を抜いて、気楽に、イメトレを楽しむこと、、、
これが、イメトレのコツだと言いました。
、、、と言っても、どうしても邪魔がはいってくるんですね。
イメトレを否定しようとする力が生じます。
それは、<思考>です。
もともと、<思考>にはネガティブ(否定的)な力が備わっているのです。
ですから、気持ち良いイメージに浸っていても、思考は、「そんな都合のいいことがあるわけないだろ!」と言ってくるのです。
この思考を放っておくと、イメトレは不完全燃焼になります。
今日は、イメトレの邪魔をさせないように、思考をどのようにコントロールすればよいのかを話します。
まず、強いネガティブな力が、なぜ思考には備わっているのかを明らかにしましょう。
ネガティブな思考には、粘着力があり混沌としており、カビがこびりついているような感じがありますね。
ですから、押入にしまったままにしないで、太陽にさらして、ふとん干しするように、<ネガティブ思考>を明るみに出して、その正体をさらすのが良いのです。
そうすると、「(幽霊の)正体見たり枯れ尾花」で、<ネガティブ思考>というものが、たいしたものでないことがわかります。
では、その正体を見てみましょう。
ネガティブ思考の根源にあるのは、「何々してはいけない」という<禁止>です。
この世におぎゃーと誕生し、ものごころついたころから、「してはいけません!」という声を何度聞いたでしょうか。
両親から、先生から、先輩から、上司から、お役所から、etc、、、、
毎日何度も聞かされているうちに、この<禁止>の声は自分の身にしみわたり、それに完全に支配されることになります。
しかも、禁止の声は自我と一体化するので、支配されていることにも気づかない。
ですから、<ネガティブ思考>から離れるポイントは、まず、<ネガティブ思考>に支配されていることに気づくところにあります。
そして、否定的思考は、自分の性格でも気質でもない、ということを理解すること、、、ネガティブ思考に陥ってしまうのは、自分のせいではなかった、、、小さな頃から、そのように教え込まされてきただけなのだと、、、
あなたは、もう5歳や6歳の子どもではない、、、両親や先生や他からもたらされた<禁止>の呪縛を解きましょう、、、過去からの支配に対して、きっぱりと決別宣言しましょう、、、
そして、思考を自分にとりもどす。
今度、ネガティブ思考がやってきたら、その素性を確かめてみてください。
両親から来ているのか、小学校の先生から来ているのか、会社の上司から来ているのか、それとも、、、社会そのものから来ているのか、、、
いずれにしろ、自分自身から来ていないと感じたならば、素通りさせましょう。
ノイズとして無視すればいいのです。
しかし、それ以上に良い方法は、ノイズのようなネガティブ思考が出てこないようにすることです。
次回は、そのための方法である<幸せノート>について話します。
大久保忠男
** 以上は、2013年11月28日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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