スピリチュアルレッスン009 : イメトレのコツ
前回は、<夢のコラージュボード>について話しました。
イメトレの苦手な人でも、楽しみながら簡単にできる方法です。
これまで紹介してきたイメトレ法を難易度順に並べると、、、
(易しいものから順)
1.夢のコラージュボード
2.マーフィのイメトレ<心の映画法>
3.バシャ−ルのイメトレ<3の法則>
4.エイブラハムのイメトレ<節目ごとのイメトレ>
易しいものから段階的に進んでも良いし、自分に合ったものを選んで実践してもいいでしょう。
いずれにしろ、重要なポイントは、くつろいで気楽にやること、、、細かなことを気にしない、、、力をぬく、、、楽しむこと、、、
今日は、イメトレの落とし穴に陥らないための<コツ>を話します。
まず、ネイティブアメリカンの<雨乞い>の話をしましょう。
<雨乞い>というのは、今では迷信として片付けられて見られなくなってしまいましたが、ちょっと想像してみましょう。
<雨乞い>というと、思い浮かぶのが、映画やドラマの中での祈祷シーンです。
呪文のような祈祷を唱えて、雨乞いをする祈祷師がでてきますね。
神よ、雨を恵みたまえ! 雨雲よ来たれ! 雨を降らせよ! とでも唱えているのでしょうか、、、
もしそうなら、これは、イメトレの落とし穴に陥ったやり方と言えるのです。
というのは、「雨を恵みたまえ」「雨を降らせよ」と唱えているのは、雨が欠如しているという思考と感覚に支配されていることを物語っているからです。
これでは、唱えれば唱えるほど、逆効果でしょう。
ネイティブアメリカンの雨乞いは、そういうのとは違って、次のようにやるそうです。
まず、大地に座る、、、そして、大地と天に感謝する、、、静かに瞑想し、身体に水を感じるようにする、、、大地が湿ってくる、、、大地に接した足が、その湿り気を感じる、、、湿気を含んだ風を身体に感じる、、、身体全体が湿り気に包まれるのを感じる、、、身体にあちこちに水滴を感じる、、、頭に水滴を感じる、、、水滴は増え、雨を感じる、、、次第に雨脚が強くなるのを感じる、、、大地に接した足と尻が水浸しになるのを感じる、、、全身に大雨の雨粒を感じる、、、etc.,
つまり、重要なことは、<感じること><実感すること>。
スピリチュアルレッスン006<バシャールのイメトレ>で、「1見る、2演じる、3感じる」という<3の法則>を言いましたが、この「3感じる」ことが、ポイントです。
イメトレを力んでやると、イメージが浮かばないで要求が強くなります。
要求が強くなると、意識の裏側で欠如感が堅固になります。
そうすると、イメトレで実現したいのとは逆の方向へとエネルギーを導いてしまいます。
気楽にやり、<実感>し、それを楽しむ、、、
これが、イメトレのコツです。
しかし、それでも、イメトレを邪魔しにくるものがあります。
それは、<思考>です。
イメトレを邪魔させないようにするため、
次回は、<思考を変える>について話します。
大久保忠男
** 以上は、2013年11月21日配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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