前回は、
思考が感情を直接コントロールするのは難しいが、、、
思考は身体をコントロールし易く
身体は感情をコントロールし易いので、
思考→身体→感情という間接コントロールが可能となる、、、
、、、ことを話しました。
今日は、この原理を日々応用実践する方法のひとつを話しましょう。
それは、笑うことです。
前々回に紹介した中村天風さんは、朝起きたら、鏡を見て笑う練習をしていたそうです。
人を元気にする達人と評されていた天風さえも、この考え方を毎日実践して、身体訓練を怠らなかったのですね。
ですから、朝の洗顔の時など鏡を見る時を利用して、次のようなことを試みてみましょう。
まず、鏡に向かって、自分で素敵だと思える笑顔をつくります。
そして、大きな声を出して、『わっはっは』と30秒ほど笑ってみる。
できれば、1週間続けてみてください。
シンプルですが、効果テキメンです。
<ラフターヨガ>を知ってますか?
ヨガの呼吸法に笑いを取り入れた、<笑いヨガ>です。
このラフターヨガを実践しているグループを、<ラフタークラブ>と言って、全国各地に教室があります。
教室に参加すると、初めから終わりまで、笑いに包まれます。
自己紹介すると、みんなが笑い、質問すると笑いが起こり、返事するとまた笑われる。
何を言っても、笑うのです。
最後には、笑い疲れになるほど、、、
興味があれば、近くの教室をさがし、参加してみてはどうでしょう?
ノーマン・カズンズ著『笑いと治癒力』(岩波現代文庫)は、不治の病と宣告された著者が、笑いとユーモアによって、自然治癒力を高め、難病を克服した、闘病体験記です。
笑いの力を知るための最適の書です。
理解を深めたい人は、読んでみてください。
では最後に、笑いを勧める中村天風さんのアドバイスです。
≪いいですか、なにか悲しいこと、辛いこと、そのほか消極的な出来事があったら、
努めて笑うようにしてごらん。
笑えば、心もちはなんとなくのびのびとほがらかになります。
鬱な気が開けるんです。
あなたがたも、笑えばこう、なんとなく楽しくなってきやしません?
ためしに、おかしくもなんともないときに、アハハと笑ってみてごらん。
なんだかおかしくなってくるから。
悲しいときや辛いときにも、おかしな話に引き込まれると、なんだか笑っているうちに、
悲しいのや辛いのを忘れはしなくても、やわらいだっていう経験おありでしょう。
笑いの効用を応用すれば、すこぶるいい結果を人生に招くことができるんですよ。
昔から言うでしょう。笑う門には福きたるってね。≫
さて、、、
<笑う>のは、<朝の起きがけ>にやるのが、最も効果的です。
<朝一番を制する者は、一日を制する>から。
次回は、<朝の起きがけを大切に>を話します。
大久保忠男
** 以上は、2013年9月配信<スピリチュアルレッスン>の再掲です *
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