起業相談FAQ
経理をやったことがないので、経費の仕訳の仕方がわからないのですがどうしたらいいですか?
バスに乗ったら交通費、ペンを買ったら消耗品費など、それぞれの使った経費を勘定科目に分けることを仕訳といいます。たとえば、今日乗った自宅近くのバス停から駅まで乗ったバス代は交通費なのに、昨日自宅近くのバス停から駅まで乗ったバス代は出張費というように、同じような行為なのに理由もなく「交通費」「出張費」と分けるというのは問題があります。どうしても不安だという人は本屋さんに行けば「日商簿記3級」など、試験対策本が売られていますので、それで何度か練習をするといいでしょう。
開業したての人にとって大切なことは、事業のお財布の残高と帳簿の残高がきちんと一致しているかどうかです。これは決算処理をお願いする会計士にも直しようがなく、皆さんのお金に対する考え方が現れます。家計簿をつけても残高がいつもあわないという人は、普段からも意識して気をつけましょう。また、自分のお財布と、仕事のお財布をきちんと分けて、しかも買い物をする時も生活品と事業用に購入するものは分けて領収書を切ってもらうようにする、この基本的なことをまずは行いましょう。