起業する際には、ただ漠然と起業したいと思っているだけでは、いつまでたっても、何をどうすればいいのかわかりません。
まずは独立開業の全体を整理してみて、その上で着実に一つひとつをどうするかを考え、どのような仕事をスタートさせるのかを具体化していく必要があります。
独立開業の全体の整理に役立つのが、よくいわれる「6W2H」、つまり、why(なぜ)・who(誰が)・what(何を)・when(いつ)・whom(誰に)・where(どこで)・how(どのように)・how much(いくら)です。
図に示したように、独立開業の全体を、6W2Hの8つの要素に分解して、どのような目的で事業を始めるのか、何を誰に売って利益を出していくつもりなのか、といったことを一つひとつ具体的にイメージすることにより、独立開業がより現実性を帯びてきます。
why(なぜ) |
事業を始める理由、目的 |
---|---|
who(誰が) |
経営主体、業種経験、パートナーは? |
what(何を) |
業種・業態、商品(メニュー) |
when(いつ) |
いつから(開業年月日) |
whom(誰に) |
市場・ターゲット顧客、顧客特性など |
where(どこで) |
立地条件、店舗・事務所の場所 |
how(どのように) |
商売のやり方、事業規模、商品や |
how much(いくら) |
収支計画は? 必要資金・自己資金・ |
また、「関連リンク集」には、「女性と仕事の未来館」、「(財)21世紀職業財団」、「女性起業家向けメンター紹介サービス事業」等、起業前の方から既に起業した方にお役に立つ情報(起業セミナー、仕事と家庭生活の両立、相談等)が一杯つまったサイトがズラリと並んでおり、こうしたサイトをご覧になることも、起業のイメージづくりに役立ちます。